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こんにちは。アームストロングです。

野菜を畑で作っていて、ほうれん草のシチューをショパンと

ラフマニノフと一緒に作り、食べました。ショパンは料理に

興味なかった様子でしたが始めた途端、やる気になり、ラフ

マニノフは昨日、シチュー食べたばかりなのにと嘆いていま

した。牧場の霊界最高の牛であるバンバの乳を使用したシチ

ューは絶品でした。手作りのイチゴジャムと焼きたてのパン

なども一緒に食べました。

イチゴはーから私が勉強して栽培しました。地上世界では1

年に一度の旬の時期である5月6月くらいに収穫できるので

すが、霊界では自由に自分で収穫の時期を設定できますが、

私は地上世界を思い出し、懐かしさに浸りたいから、地上世

界と同じ時期に収穫できるようにしました。一季なりのイチ

ゴで10月に植え付けをしました。地上時間で10月です。

地上に合わせていきました。

イチゴ専用の鉢を使いました。初心者用におすすめのストロ

ベリーポットです。果実が垂れ下がって地面につかないので

病気の発生も少なくなるし、見た目も楽しめるし。

細かい説明は省きますが、うまくいきました。実は、生前も

イチゴをつくっていました。ラフマニノフは栽培方法を私は

すでに知っているのに教えてくれたり、監督役をしてくれま

した。

ショパンは嵐の二宮と相葉の踊るUBのダンスを一生懸命練

習していました。今度、私と踊りたいらしく、一人でがんば

っているのです。私は音楽の作曲が忙しいからしたくないの

ですが、ショパンが一緒に踊らないとグレて、音楽一緒に活

動しなくなるぞ!と言われ、するしかないみたいです。ショ

パンがあのダンスを踊るなんてなんか少し不気味ですね。シ

ョパンも進化しているのです。ショパンは生前から、役者の

才能があるなんて思われていましたからね。寸劇は即興の劇

でも才能を発揮していたのですからね。今度、石原裕次郎の

石原プロモーションに入社させようと思っています。ちなみ

にショパンはUBの変奏曲というピアノ曲も作曲していると

ころですね。

3人で丸い小さな机を囲んで、イチゴジャムをなめました。

小さい机というのがポイントです。全長1・5メートルくら

いの机で距離感がいいです。親近感がわきます。大きすぎる

机だとお互い

体を触れ合えないからなんか寂しくて嫌なんですよね。ショ

パンをイチコジャムを全て食べてしまいそうな勢いなので注

意したら「私はもともと病弱で好きなものをなかなか自由に

食べれなかったんだ。霊界にいるときくらい好きなだけ食べ

させてくれ!」と懇願していましたが、ラフマニノフがジャ

ムの瓶を取り上げて、「もうこれでショパンはおしまい!」

と制限して、ショパンから睨まれていました。ショパンの保

護者、見守り役がラフマニノフなのでしょうね。

それにしても、イチゴ栽培は楽しかったです。一から自分で

作り、自分で収穫し、食べることの喜びと快感を覚えまし

た。

ラフマニノフはマナーにうるさくて、ショパンが口でピチャ

ピチャと音を立てて食べるのを嫌がって、注意すると、ショ

パンと喧嘩になってしまいました。

ショパン「こんな音くらい気にするなよ。ピアノの音みたい

でいいだろう!」

ラフマニノフ「ピアノと一緒にするな。ショパン!私と一緒

にいるときはマナーは守ってもらう!」

ショパン「ラフマニノフって神経質だよな。一緒に居づらい

ときがある。今度、意地悪って曲作ろう!それにしても、私

のピチャピチャがうるさいというなら、君の下手なうるさい

ピアノの即興演奏もやめてくれないか。」

ラフマニノフ「ピアノは悪くない!よって、私も悪くない!

ピアノは鳴らすためにあるんだ!」

ショパン「なんだそれ!!!」

小言は1分くらい続きました。

私がほうれん草を収穫していると、宇宙の神、ミヤザワトモ

ヒデがいきなり空から飛んでやってきましたが、すぐに月へ

と言ってしまいました。なんだったんだろう。あれは。

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