表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

5「合コン」

高校の同級生で世話好きの友達から合コンに誘われた。

彼女の仕事の取引先の独身男性を揃えたので、是非にとの事で気分転換も兼ねて参加する事にした。

無理に頑張って着飾って疲れるのも嫌なので、アピールを控えめにした装いで待ち合わせ場所へと向かう。

少し早く揃ってしまったので、男性陣よりも先に予約していた居酒屋に入った。

少し緊張しながら待っていたら、約束の時間前に男性陣が向かいの席についた。

取り敢えず乾杯のお酒を注文し、お酒が届く前に幹事役の彼女と取引先の男性から全員を紹介して貰った。

タイミング良くお酒が揃ったので、全員で乾杯してから幹事役を中心にして会話が始まった。

料理は事前にコースを頼んでいたので、注文の取り纏めをしなくて済むのは有難い。

それとなく男性陣を眺めてみると遊び人風の男はおらず、明るく真面目な雰囲気で好感の持てる方達で安心した。

途中で席替えをしようと言う事になり、男女別にくじ引きをして男女が隣同士になる様に座り直した。

たまたま端の席になってしまい、隣に座った男性と自己紹介からやり直した。

真面目だが堅苦しくなく、笑顔を浮かべて話す彼の話に夢中になり話が弾んだのは嬉しい誤算であった。

久し振りの飲み会で気が緩んだのか、彼とSNSで連絡先を交換してしまったのは軽率だったか!?

明日の仕事に支障があるので二次会は断り、皆にサヨナラと手を振って家路についた。

彼からの連絡は無いと思っていたのだが、次の日に彼から連絡があり食事に誘われたのは嬉しかった。

彼とは、これからどうなるのだろう?

結婚を焦っているのを気付かれない事を願うばかりである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ