ハロー
毎日声をかけてくれるあなた。
毎日私をなでてくれるあなた。
愛しさを込めた声で。
愛しさを込めた手で。
私はあなたに気持ちを伝えたい。
でも言葉は伝わらない。
伝えたくても伝えられない。
だから私はほかの音で自身の存在を示す。
私はちゃんとここにいますよ。
するとあなたは優しく声をかけてその手でなでてくれる。
私とあなたは細い、けれどしっかりとしたパスが繋いでくれている。
だから不安になんてならない。
あなたは私の存在を意識してくれている。
私もパスを通じて意識している。
だからこそ待ち遠しい。
あなたに見てもらえることを。
あなたを見るということを。
きっとパスは途切れてしまうけど。
それは悲しいことじゃない。
嬉しいことなんだ。
そしてその時、あなたにこう言いたいんだ。
ハローってね。