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野球やろうぜ!!  作者: tanitani
3話 部員集め
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「よろしく頼む」 by黒田健太

次の日の放課後、俺とツヨシと徳永の3人はグランドへ向かっていた。


なぜなら今日はついに野球部の練習があるのだ。

「ついに」というのもおかしな話だが・・・


俺たちがグランドにつくと野球部の部室の前に

誰かが立っていた。


「野球部の部室ってここか?」


鬼塚だった。


後ろから先輩がやってきて


「だれだ?」「新入部員か?」


とか言っている。


「鬼塚明也だ。今日から野球部に入部させてもらうぜ」


「よろしく頼む」


俺は手を出した。


「ああ。よろしく」


鬼塚は俺の手を握った。





「ついにそろったか」


後ろから聞き覚えのない声が聞こえた。


「監督・・・」


キャプテンがそういってるから監督なのだろう。


「新入部員のみんな、はじめまして。

 野球部監督の増川浩二ますかわこうじだ」


30代くらいの人だ。


「じゃあ今日から練習がんばっていくぞ」


監督はそう言うとキャッチボールから始めろと

指示して校舎に戻っていった。


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