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野球やろうぜ!!  作者: tanitani
3話 部員集め
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「ふざけんじゃねーよっ!!」 by鬼塚明也

俺たちは1年2組の教室を覗いていた。

ちなみに俺のクラスは1年4組だ。


別に女子の着替えを覗いているというわけではない。

鬼塚明也を見ているのだ。


「金属バットを持ち歩くなんて野球が好きなんだな」


ツヨシ、バットを持っている理由はそれじゃないだろう。


「手紙に気づくかな」


徳永がつぶやいた。


俺たちは鬼塚の机に手紙を置いておいた。

「放課後体育館裏で待ってます」と書いてあるはずだ。


鬼塚がその手紙に気づいたのを確認してから

俺たちは教室に戻った。






俺とツヨシと徳永が体育館裏で待っていると

鬼塚が金属バットを肩に担いでやってきた。


「何の用だ」


鬼塚は低い声でつぶやいた。


「野球部に入ってくれよ!」


ツヨシがいつもの調子で元気よく言った。


「それだけのために俺を呼び出したのか・・・

 ふざけんじゃねーよっ!!」


鬼塚の言葉には怒りが込められていた。

そして鬼塚はツヨシに近づくと

ツヨシめがけてバットを振り下ろした。


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