ENJOYしてる?
enjoyしてるを先に読むとより分かりやすくなると思います
どうか最後までおつき合いください
一章
「ENJOYしてる?」
これが俺の口癖だ。周りの人に笑われてしまうが気にしない俺は俺の心にまっすぐ生きるそれだけだ。
H22.4月9日(月)
始業式から一週間が経ちそれなりに友達ができてきた頃、俺は部活選びに困っていた。一通り見てみたがピンとくるものがなかった。小・中と帰宅部だっものだから何をしたらいいかワカラナイ。でもそんなときにいいことを思いついた。
「そうだ!そのてがあったか!」
「おい、授業中に何を言ってるんだ。おまえはバカか。」
シマッタ!今は授業の最中だ!
まぁいいや、さっそく明日から作戦を始めるぞ。
H22.4月10日(火)
昼休み・放課後、図書室の全体が見渡せることのできるところを確保。約一日中監視
H22.4月11日(水)
三時間目に、クラスの係りを決めることになった。
「はい、まず学級委員になりたい人」
「はいはいはいはいはーい」
「えーと、バカのほかはいないのか?」
「先生バカって何だよ。俺これでも学年主席だぜ。」
「日本語には気をつけろよ。<これでも>って言ってる時点でバカって認めてるんだぞ」
クラスが笑いで包まれた。
作戦の第一段落終了。
お読みくださってありがとうございます。
前作の「enjoyしてる」の先輩の過去にあたる物語となっています。
連載小説として発行したいのですか機種の問題により連載ができません
シリーズものなので一つ一つをより細かくして短編を繋ぎあわせ一つの大きな小説としたいと思います。
次回はしてるの2話を書こうと思います。
感想よろしくお願いします。