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最良の別れ
わたし自身がそれを望んでいた。
親しくとも、時や状況によって離れゆく。
その日その瞬間に互いが笑っていられることを希う。
「さようなら」
ではなく、
「またどこかで出会えたら」
またどこかですれ違うかもしれない、
そうではないかもしれない。
それで良い。
「最良の別れ」とは、
そういうものではないかと感じた。
わたしを見つけてくれたひとが、
今はノイズになってしまった。
「放す」。
春の訪れを、祝福してくれたせかいを。
その代わりに得られる余白を悦しむ。
いずれまた、ご縁を結べたならと思っています。




