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夢から覚める。  作者: 冬目投石
3/4

合流

読んでいただき誠にありがとうございます!!!

ブックマークと感想、いいねなど評価よろしくおねがいします!!!

中から出てきたのは予想通り兄だ。


キョロキョロとガレージを眺めると視線に気付いたらしく、ドアノブの裏側に二回触れてドアの横の壁を下にスライドさせて、銃を取り出した。


おいおい銃火器類の収納の開け方、レール触るだけじゃなかったのかよ…….


兄が銃をむけてこちらに近づいてくる。


書類や部品をはらい落とし立ち上がった。


「兄ちゃん!!」


「おおおぉ政頼ぃ久しぶりだなぁ。」


僕たちは抱き合った。


兄は「すまんな」と言って銃を収納に直して再び壁にカモフラージュした。


そして「政頼。親父たちは?」


「あぁ…..まだ帰ってないけど…ていうかさ。その車なに?免許取ってるの?今までどこにいたのさ?」


「分かった分かった。テストパイロットが済んだら教えるかもしれんから…..黙ってろ?」


「ごめん….てかずっとその服装だね。家にいる時しかその服着てないかと思ってたけど….?なんなのこだわり?」


兄の服装はいつもグリーンのセーターにブラックのジーンズ、ブラウンのボアジャケットだ


「まあな。俺達はいつも….この服装だな。」段ボールに部品や書類を片付けなから兄が答える。


「よしっ、さっさとずらからないとあいつらが…. うるさいからな。」そういうと兄は段ボールを車に詰めて、サブザックに道具等を片付けて車

に乗り何事もなかったかのようにどこかに行こうとした。


「ちょっとちょっとちょっと」


「ん?なんだ?」


「ん?なんだ?じゃなくてさもう行っちゃうのかい?」


「ああそうだけど?元気でな」


兄は車の扉を閉めてしまった。


と思ったら、また扉を開けた。


「なぁ..政頼……」


何か嫌な予感がする。


「….なに?」


「あのさあガレージのシャッター開けてくんね?」


なんだよ…….


「….うん。分かったよ….」


スイッチを押してガレージのシャッターを開けた。


その瞬間兄は車を外に出して何処かに行ってしまった。


僕はその突然の出来事がまだ信じられなかった。なぜならガレージのとっ散らかりよう。その次に現れた車。赤い閃光の中から。


出てきたのが兄だったこと。あんなに汚かったガレージが瞬く間に片付けられたこと、そして兄がガレージに起きた異変を全て持って行ってし

まったこと。


僕はガレージから出た。


読んでいただき誠にありがとうございます!!!

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