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六十九話『午後の部』



ほかほかのゴハン。ごろごろのお肉とお野菜のカレー。そこに食堂の…小人族だから見た目は若いけれど、多分食堂のおばちゃん"これサービスねっ!"って言ってトンカツを載せてもらった。そうです。カツカレーですよ奥さん!


お昼からこんな贅沢ぜいたくな…良いのかい?どうなんだい?…良いのよ!スゴく良い!まぁその…お昼からの測定も頑張るって事でね。ね?奥さん?良いでしょ?ふふ。


ゴハンとカレーを半々に載せて、スプーンの上に小さなカレーライスを作り上げる。

「なんじゃこりゃ…美味しい」


見た目から美味しい。まだ食べていないけれど。もう分かっちゃったもん。勝利は確定しているけれど口に運ぶ。ほら!思った通りだ!美味しい!


間髪入れずに。スプーンの上に器用にカツを載せまして口の中に!サクッサクのカツ!モグモグ!笑っちゃうね。美味しいね。

「うまぁ…」


水を飲む事も忘れて、あっという間に食べ切っちゃった。食後に水をゴクゴク。ぷはぁ。

「はぁ〜美味しかったぁ〜!」


お皿を片付けに向かう。トレーを持って。

「ごちそうさまでした〜!」

「とっても美味しかったです!」


「はーい、ありがとねー」

食後の運動がてら、食堂を出てセンターの中を見学しようかな。何があるのかしら…はっ?!あれはまさか?!


魔証石受け取り場所で、完成した魔証石を受け取るため一列に並んで居たのは…ゴリラの獣人さんだ!これだけムキムキが並ぶと壮観そうかんだなぁ!何の集まりなのか…やっぱり気になる。聞いちゃうかい?


ゴリラの獣人の一人が、キラキラした目で自分達を見ていたテイトに気付く。

「どうかしました?」


「あっ!すみません」

「みなさんムキムキでカッコいいなって」


「ははは!ありがとうございます!」

筋肉を褒められて嬉しそうなゴリラの獣人。ポーズを取ってくれた。おぉ〜


「これって…何の集まりなんですか?」


「あぁ僕達は国際警察です」

「今日ここで魔証石を受け取って、今後各国に配属される予定なんです」


「ほぇ〜警察さんなんですね」

「納得しました!」

"頑張って下さい!"手を振ってゴリラの獣人と別れた。あの人達が世界を守ってくれるんなら安心だな。…僕も筋トレ頑張ろっと!


「あら?テイトさんお早いですね」


「遅刻しないようにちょっと早く来ました」


「そうですか、じゃあちょっと早いですが午後の部を始めましょうか?」


「良いんですか?じゃあお願いしま〜す!」

午後の部。残りは魔力に関する種目。魔力放出量の測定から始めていく。午前中に体力の測定をしていた部屋とは別の部屋に移動。


「テイトさん」

「こちらのイスに腰掛けて、目の前の器具に両手を添えて下さいますか?」


「は〜い」

ホロさんに言われた通りイスに座る。目の前にタッチパネルのような器具。両手をピタリと合わせる。ひんやり冷たい。気持ち良し。


「魔力の放出量と同時に魔力属性も確認していきますね」

「合図をしたら指先から魔力を放出してもらいますので、それまで楽にしていて下さい」


「はい、すーはーすーはー…」


深呼吸をして心を落ち着かせ、ホロさんからの合図を待つ。魔力の放出量。どれくらいの量の魔力を、一度に放出する事が出来るかの測定を行う。測定は指先から放出される魔力を使用するらしい。


午前中に魔力属性の説明もホロさんから受けた。魔法に炎、氷、雷などの属性があるように、生物の身体から放出される魔力にも属性が有るらしく、それをこれから確認する。


ほとんどの人は無色透明だが、熱いレベルの暑い国や、氷点下を切るこごえる寒さの国から来た人の魔力は赤や水色なんだって!


これは厳しい環境に耐えるために起きる、人の防御反応だろうと考えられているらしい。例えば寒い場所。寒さに耐えるために焚き火をしたいが、そのためには燃料が必要だ。


でも燃料には限りが有る。ずっと寒い環境だといつかは無くなってしまうだろう。次に人の場合で考えてみる。寒さに耐えるために炎の魔法を使うとする。その時に必要な魔法を使うための燃料、魔力にも限りが有る。


寒さにあらがおうとすると、いつかは魔力が尽きてしまう。そのため人の身体は、厳しい環境に"慣れる"事にした。


寒い場所では体内に氷属性の魔力が。暑い環境では体内に炎属性の魔力が勝手に増える。すると何もしていなくても、それまでよりもその場に居るのが苦ではなくなる。


魔力を消費する事なく、その場に居られるようになる。その環境に身体が順応するのだ。流れに逆らわないように。長い物には巻かれろ的な。


「…ではテイトさんお願いします」


「はい、すぅ〜」

手の平が温かくなるイメージ。実際温かい。


「はい終了です、しばらくお待ち下さいね」

「結果は直ぐに出ますから」


「は〜い」


「…あれ?これ何?」


「?」

「ホロさん?どうかしました?」


「い、いえ!それじゃあ最後に魔素の許容量を測定しましょうね」


「?」

「は〜い」

魔素許容量の測定は、引き続きこの部屋で行う。ホロさんから説明を受ける。


「この室内に魔素を充満させて行きます」

「耐えられなくなった所で合図して下さい」


「は〜い!」

この測定…島でやったやつだ!アルフさんに出してもらった【完璧かんぺき】の中を魔素で充満させて調べたやつ!なのでこの測定も問題無しっぽいな!

お読み頂きましてありがとうございました。


カツカレーはライドオンしないで、別々に出して欲しい派です。


「なんか面白かったよー!」

「続きが気になった!」

と思って頂いた親愛なる読者様へ…


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