表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Crawler's  作者: 水川湖海
二年目
56/241

進軍-4

 海岸から西へ三十キロ走破した。アメリカドームポリスまで残り十キロほど。それまでにマシラとジンチクと遭遇するが、規模が小さいため簡単に対処できた。しかし遭遇間隔がどんどん短くなっている。この調子だと、そろそろ大きな群れと接触するだろう。

 アメリカドームポリスまで残り四キロ。俺の予感は的中し、一際大きな群れと遭遇した。相対距離は一キロほど。まるで俺たちに立ちふさがるよう、正面に位置している。

 構成は中心にショウジョウが三匹、それを取り巻くようにジンチクが五十匹あまり。そしてマシラが十五匹、それらの隙間を埋めるように位置している。群れは俺たちに気付いたようだ。真っ先にマシラが飛び出し、その後をジンチクが追った。ショウジョウは持ち場を離れず、悠々と様子を窺っていた。

『おい! なんか二本足で歩く、クソデカノッポがいるぞ!』

 先行する機動戦闘車から、プロテアの通信が入る。俺は表情を険しくした。

「そいつがショウジョウだ。総員一時に進路変更。チャーリーはショウジョウを狙撃せよ」

 少し北に逸れて、いなすことにしよう。俺はA4サイズのデバイスを、ライフスキンの胸のホルダーに差し込んだ。 そして運転席側の扉よりシェルターを出て、銃座へと駆けのぼった。

 運転席ではロータスが、汗を噴きながらハンドルを握っている。彼女は肩越しに俺を一瞥すると、声を大にして話しかけて来た。

「おー。ようやくお出ましぃ? ちょっと代わってよ。クソ暑いのよ」

「水を啜れ」

 俺は銃座に腰を下ろし、後続のチャーリーチームを振り返る。人攻機たちは走りながら、MA22を正面に構えたところだ。俺はショウジョウがミンチになる様を確認するため、前へと視線を戻した。

「ていうかさー、ダイジョブなの? 私死ぬの嫌だかんね」

 異形生命体との距離が次第に詰まってくると、ロータスが不安げな声を張り上げる。

「だったらこれからも今までのように、良い子にしているんだな」

 ロータスはしばらく黙り込んだ。水を吸っているのか彼女は沈黙の後、「ぷはぁ」と息を吐く。それから恒例の甘ったるい声で、おねだりしてきた。

「ネー。銃持たせてよ。絶対役に立つからさ。安心感がダンチだし、そうする事で生まれるココロのユトリがミスを減らせると思うんだぁ~。ネー。ネーってばぁ」

「奇特な奴だな。このクソ忙しい中、糞みたいな弾しか出ないオモチャで遊びたいのか?」

「くたばれインポ野郎」

 ロータスが悪態をつくと同時に、人攻機が発砲した。轟雷と共に、一匹のショウジョウの肉が爆ぜ、小肉片を撒き散らしながら痙攣する。そして背中から地面に倒れこんだ。人攻機は同じ要領で、直立するショウジョウを全て撃ち倒した。

 俺はライフスキンの胸元を捲り、状況展開図を確認した。ジンチクの丸印、マシラの三角印の中に、三つだけショウジョウの四角印がある。印は一つだけが消失し、残りの二つは変わらず爛々と輝いていた。俺はシェルターに通信を飛ばした。

「パギ! ショウジョウはどうなっている!?」

『一匹は死んだって。残りの二匹は、下半身だけが動いてるってさ! それより進路変えた方が良くない? ってお姉ちゃんが言ってる』

 くたばり損ないか、下半身だけでピンピンしているのかは確認できない。ショウジョウもマシラと同様に、アシを潰した方が良さそうだ。だが今はとにかく突破だ。

「分かった。各チームに通信。二時に方向修正。それぞれシエラの左翼に展開。シエラに追随しつつ、異形生命体を排除せよ」

 俺の命令に従い、アルファチームとチャーリーチームは、シエラの左側によって縦列を組んだ。俺も銃座にマウントされている12.7ミリ機関銃に取りつく。そして前方左側から接近しつつあるマシラに向けて構えた。マシラは荒野の砂塵を巻き上げつつ、こちらに迫っていた。

 マシラが隊列の百メートル圏内に侵入する。その数は六匹だ。即座にアルファチームが、機関掃射を行ってマシラの群れを薙ぎ払った。四匹が脱力し失速、残り二匹が突進を続ける。だがアルファの撃ち漏らしは、チャーリーチームがスポッティングライフルで足止めした。

 すぐに第二波が近づく。その数九匹だ。しかし彼女たちは、失速させた第一波のトドメにこだわった。地面に倒れ伏しもがくマシラに集中し、第二波に気付いた様子も無い。

 視野狭窄。大多数との実戦の乏しさがここに出た。

 彼女らが第一波の完全な無力化を行う中、第二波が隊列の百メートル圏内に侵入する。これは捌ききれない!

「聞け! 優先順位を間違えるな! 脅威度の高い奴から攻撃しろ!」

 俺は直接全員に通信を入れた。しかし反応したのはチャーリーのアジリア機のみだ。そしてその乱れが隊全体に動揺として伝播し、一瞬弾幕が薄くなった。マシラはその隙をついて、隊列の五十メートル圏内に侵入していた。

 俺は足下にある運転席の壁を蹴りつける。突然の衝撃にロータスが驚いて、座席の上を跳ねる気配がした。

「ロータス、スピード落とせ! チャーリーの後方を回って、彼女らより左側に出ろ! 一時的に左翼を担うぞ!」

「いぃ!? テメェイカレてんのか!? やだよ! この車武装が――」

「ブチ殺されたいか貴様!? 俺がそこから引きずり出す前にさっさとしろ!」

「お前ェいつか絶対殺してやるからなァ!」

 ロータスが泣き声のような悲鳴を上げて、指揮車を失速させた。すると左翼が機動戦闘車、人攻機の順に先行していき、隊列の主軸となる。指揮車は疾走する人攻機の背後を回って、左側に出た。この位置なら、アルファとチャーリーを狙うマシラの第二波を、真横から狙うことが出来る。俺は今にも人攻機に飛び掛からんとするマシラの群れに、機関掃射を浴びせた。

 マシラが一匹、二匹と、第二波から脱落していく。ここでプロテアがやっと、状況を認識したようだ。二時の進路からそれて、俺の援護に回ろうとする。しかし今となっては、隊の動きを乱すだけで邪魔だ。

「アルファ! 余計な真似をせず、アメリカドームポリスへ先行しろ! チャーリー! さっさと迎撃に当たれェ!」

 俺が四匹目のマシラを失速させた時、ようやくスポッティングライフルで援護射撃が始まる。だがそれは、いささか遅すぎたようだ。二匹のマシラが、チャーリーチームのアジリア機、デージー機に飛び掛かった。

 俺はロケットランチャーを取り出すと、デージーに飛び掛かるマシラを狙って発射した。本来ならチャーリーの先頭を切るアジリア機を助けるべきだ。先頭を潰されると隊が分断され、壊滅の恐れがあるからだ。しかし俺はアジリアを信頼することが出来たが、デージーに任せることは出来なかった。

 発射体は白煙の尾を引きながら、飛びかかるマシラ目がけて真っ直ぐ伸びていく。俺は発射機を銃座から投げ捨てると、アジリア機に通信を入れた。

「衝撃来るぞ! そう伝えろォ!」

 発射体がマシラの脇腹に命中し、マシラを爆炎で包んだ。今頃奴の体内では、液化した金属が圧力で捻じ込まれ、内臓をズタズタに引き裂かれている事だろう。問題はデージーだ。彼女のシャスクは真横からの爆風に煽られて、大きくつんのめっていた。これは倒れる――か? そうなったら現場に留まり、復帰の護衛をしなければ。しかしまず間違いなく、デージーかシエラチーム、どちらかが囲まれて死ぬ。躯体を捨てさせて、デージーを拾うのがいい。

「ロータス! デージーのシャスクに横付けしろ!」

 俺が叫ぶと同時に、デージーのシャスクが足をもつれさせ、倒れそうになる。俺の背に冷や汗が浮かんだ。

 いつの間にか、アジリアの右にいたサンのシャスクが、速度を落としてデージーと並んでいた。サン機がデージー機に手を伸ばすと、まるで吸い付けられるように二躯の手の平が重なる。そしてがっちりと握り合うと、デージー機の上体を起こさせた。単極子を使って手の平を合わせたのだ。

 デージー機とサン機は、互いにバランスをとるようにその場で二、三度足踏む。それから走行を再開した。彼女たちのシャスクは、ズタズタになったマシラの死体を乗り越えていく。その個体はアジリア機に飛び掛かったが、攻機手榴弾の反撃を受け、返り討ちに合ったものだった。アジリアは飛び掛かられたところを、攻機手榴弾を腰に装着したまま発破したに違いない。その証拠にマシラの目の前の地面が、人攻機の踏ん張りで少し抉れていた。実戦で培う状況判断及びに状況把握は、彼女たちはまだまだと言ったところか。しかし訓練で地力がついたようだ。

 俺はほっと胸を撫で下ろし、引き続き左翼を担い、隊の前進を助ける事にした。迫るマシラに向けて、機関銃を撃ちまくる。そして追いついてきたジンチクに、手榴弾をいくつか落とした。

 やがて隊列は群れを通り過ぎ、後方に置き去りにする。その頃には群れの動きは、かなり鈍化していた。追って来るマシラとジンチクが、迎撃で出来た死体に群がりだしたのだ。それでも諦めの悪いマシラが、何匹か追って来ている。このまま引き連れていくと、挟撃の危険が高まる。ここら辺でシャットアウトしておこう。

「隊列を元に戻せ! チャーリー! 発煙弾投下!」

 俺の命令と共に、隊列は初期陣形――機動戦闘車を先頭に、指揮車、人攻機の縦列に並ぶ。そして最後列の人攻機が、腰に取りつけた煙幕弾を一つずつ落とした。それらは地面を転がりつつ、人攻機の磁力線を受けて、発破面を真上に向ける。そして蜃気楼のように煙を噴き上げ、俺たちとマシラを隔てた。マシラは燻製の煙や、硝煙に過敏である。煙に鼻を持ってかれ、文字通り煙に撒かれてくれるだろう。

 しかし投下した中で一つ、鉄片を撒き散らしたものがあった。誰かが攻機手榴弾と、煙幕弾を間違えやがったな。鉄の破片が花火のように打ち上げられ、しばらくしてから雨のように降り注いだ。それは隊の上にもいくつか落ちて、金属の乾いた音を立てた。

 貴重な弾を無駄遣いしやがって。俺は舌打ちしながら、シェルターへ戻った。

 シェルターではパギが息を荒げている。要求された情報の伝達は激務だからな。俺に仕事を投げなかっただけで上出来だ。その後ろではアイリスが異形生命体の遭遇個所と、行動不能と思しき個体のマークを、地図に書きこんでいた。

 俺はデバイスでチャーリーに通信を飛ばした。

「こちら指揮車。間違えたのは誰だ?」

 返事はない。怒るつもりはないが、注意はしないといけない。俺は苦笑いを浮かべると、コンソールをノックしてパギの気を引いた。

「パギ。アジリア以外で攻機手榴弾が、一個少ないのは誰だ?」

「サンだけど」

 俺はなるべく声を尖らせない様に、注意を払った。

「サン。次は間違うなよ。それとデージーの件は助かった。ありがとう」

 返事を待たずに、一方的に通信を切る。そして外の銃座へと戻った。上陸してかれこれ四十キロ走破した。アメリカドームポリスはすぐ近くだ。シェルターが軽く傾いた。坂を上っているのだ。昨年俺はこの坂を上りきった。そして崖の上から眼下で蠢く、異形生命体の群れを確認した。

『こちらアルファ。アメリカドームポリスが見えたぞ!』

 先行する機動戦闘車から、プロテアの通信が入った。その声色は外で初めて見る人工物に、軽く浮わついている。彼女にも群れる異形生命体の映像は見せたはずだ。だが本当の脅威と言うものは、目の当たりにするまで実感できないのだ。

「シエラからアルファへ。少し速度を落とし、坂を上り切ると同時に、一時的に北上せよ」

 機動戦闘車が坂を上り切ったのか、北に舵をとった。その時僅かに乱れたハンドル捌きから、搭乗員の動揺が感じ取れた。次に指揮車が坂を上り切り、崖際に寄る。俺は銃座から、崖下の窪地を覗き込んだ。

「変わりないな……イカレゲノムども……」

 そこには異形生命体が群れ、ひしめき、赤い波を作り上げていた。キャリアの駆動音を掻き消し、異形生命体の悲鳴が耳をつんざく。オイルと硝煙の匂いを押し潰し、鼻につく悪臭が吹き上げた。そして暴力的な数が、視界を圧倒した。その総数は去年と変わりないかもしれない。しかしここに来るまでの遭遇率が上がっているという事は、増えているのだろう。

 運転席では、ロータスが凍り付いていた。

「ながせ~……かえろうぜ~……これはむりだわ~……できるできないとかじゃなくて~……むりだわ~……帰るぞオラぁ!」

 ロータスは俺の許可を待たず、転進しようとした。俺は運転席の天板を開けて、中へと足を突っ込む。そして靴でハンドルを抑え、ロータスの反逆を未然に防いだ。

「何をしている。北上を続けろ」

「いやに決まってんだろボケェ! テメェ人の血が通ってないんじゃないの!? こんなの無理に決まってんだろ! 血反吐ぶちまけたみたいに赤い絨毯が広がってんじゃないのよ!」

 ロータスは金切り声を上げる。これが普通の反応かも知れない。俺は先行する機動戦闘車を見た。最初はふらついていたものの、今では安定した走行をしている。運転者のリリィは開き直ったか、覚悟を決めたのだろう。頑固な彼女の事だ。ただ『作戦を遂行する』と言う、意地を通そうとしているのかもしれない。銃座にはプロテアが腰かけ、荷台へと何やら檄を飛ばしていた。勝気な彼女らしい。しかし荷台の銃座にいるマリアは、顔を青くして顎を震わせていた。もう成り行きに身を任せるしかないと思っているなあれは。

 俺は運転席を見下ろし、ロータスをせせら笑った。

「見ろ。リリィはしっかり運転しているぞ。もうリリィを馬鹿に出来んな。帰ったらお前がビビっていたとしっかり伝えておく。臆病者はどけ。今のうちに上手い言い訳でも考えておくんだな」

 ロータスがぎろりと、俺を睨み上げた。

「私がハンドルと、テメェの命運も握ってるんだけど?」

「臆病者の戯言に耳を貸す暇はないんだよ。度胸ナシが出来もしない事を言うんじゃねぇよ。帰りたきゃ帰れ! 歩いて合流地点に行くんだな! どけと言っている!」

「黙れ腐れチ○ポ! うるせぇうるせぇうるせぇぇぇ! うるせぇよバーカ! やかましいんだよこのクソッタレ! うるせぇぇぇ!」

 ロータスは絶叫すると、ハンドルを抑える俺の足を払いのけた。そしてハンドルをしっかり握り、前進を続けた。

「何してんだバーカ! さっさとやる事やれよ! どうした何もできないのか!? 口だけのカマホモ野郎が! 去勢すっぞこのチンチン坊主!」

 口の悪い奴だ。俺は運転席の天板から足を抜く。即座にロータスは叩き付けるようにして天板を閉じた。

 俺はまず気を静めるために、一つ息を吐いた。そしてチャーリーに通信を送った。

「シエラからチャーリーへ。合図と共に攻機手榴弾を射出せよ」

 俺は崖下を覗き込み、異形生命体の配置を改めた。アメリカドームポリスを中心に、約十くらいの大きな群れが展開している。その大きな群れの中心に居るのはショウジョウで、周囲にマシラを中枢とした小さい群れを何十と取り巻いていた。小さな群れの主な構成員は、小型のマシラ、そしてジンチクとムカデである。

 窪地に群れは、均等に展開している。互いに殺し合うこともあるので、自然と平坦に広がっていったのだろう。このまま突っ込めば飲み込まれてしまう。まずこの均等を乱して、まとまりをなくさなければ。

「攻機手榴弾はアメリカドームポリスの、北東と南東に一発ずつだ。今マップに書きこむ。その後アルファとシエラが突撃する。チャーリーは崖上に留まり、火力支援をしろ。真っ先にショウジョウを潰せ」

『分かった』

 俺は胸からデバイスを取り出し、マップを表示する。アメリカドームポリス周辺図は、異形生命体の光点で埋めつくされ、黄色く染まっていた。余りの多さにアイアンワンドが個体数をはじき出すのを諦め、濃度で表示しているほどだ。

 アルファとシエラはこの群れの中へ南東から侵入し、北東へと抜ける。故に走行ルートの外側ぎりぎりで、異形生命体を足止めしつつ、引き寄せなければならない。昨年と同じように、そこに死体の防壁を築くのだ。

 俺はマップに攻撃点を二つ加え入れる。すぐにアジリアから返事が来た。

『こちらチャーリー。南東地点は分かった。だが北東地点に関しては、そこまで攻機手榴弾が届くか分からない』

 俺は北東の攻撃点を、やや南西に移した。

『こちらチャーリー。それなら問題ない』

「一応兵装の確認を取れ。ここで煙幕を張られたら突撃は自殺行為だ。即撤退になる」

『……確認した』

「撃て!」

 俺が叫ぶと、頭上を攻機手榴弾が三つ、飛び越えていった。それは俺が指示した南東地点の上空で炸裂し、真下にいる異形生命体をうちのめした。さらに三つの攻機手榴弾が、北東地点目がけて飛んでいく。そして炸裂し、真下に死体の山を築いた。

 群れ全体が、爆音と硝煙、そして巻き上がる粉塵に蠢いた。ある個体は死体に噛り付き、ある個体は刺激に煽られて近くの個体と殴り合った。そしてある個体は、崖上から見下ろす俺たちに気付いて、鼻を上向かせた。

 異形生命体はひしめき合って、徐々に均一性を失していく。そして俺たちが突入するドームポリス東側は、異形生命体の数が減っていった。

「頃合いだな……」

 崖の勾配もキャリアが下れるほど、なだらかになってきた所だ。俺はデバイスのマップに、暫定ルートを書きこむ。そしてそれを中心にして、より外側とより内側に、予備のルートを引いた。状況に合わせてどのルートを進むか決める。

「アルファ。マップのルートに乗れ。これより突入を開始する」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ