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Crawler's  作者: 水川湖海
アイアンワンド編
124/241

クロウラーズは電気柳の下で幽霊を見るか? 起

 その恐るべき事件が明るみに出たのは、ひょんなことからだった。


 昼食後のゆったりとした時間帯、私はデスクに腰かけて、淡々と事務処理をこなしていた。日常生活を営む中で、次々に発生する多種多様な問題。そして転がり出てくる過去の遺産たち。そのひとつひとつが報告書として一枚の紙にまとめられ、私の机に積み重なっている。

 私は百科事典ほどの厚さになった紙の束から、一番上をめくった。うーん。黄色のマーカーで表題が色塗りされたのは、備蓄に関する報告書である。そしてこの妙に丸っこいカマトトぶった文字は、マリアのものに違いない。

 も~やだ。この子隠し事があると、核心に触れずに回りくどい言い方するし、何もないと全部略しちゃうし、直接話を聞きにいかないと要領を得ないのよね。面倒臭い。

 ちなみに貴重品の紙なんざ使わずとも、デバイスを使えば楽にまとめられるのだが、ナガセは読み書きの訓練を兼ねてわざと紙による管理にしている。紙をトイレットペーパーとしか考えていないロータスや、報告書すら書かず文句ばかり垂れるデージーのようなバカタレにも、文明に順応できるよう配慮して下さったのだ。聡明な御方である。

 報告書に一通り目を通し、処理の優先順位で分別する。それが済むと一息をついて、お茶を啜ることにした。

 デスクの隅に置かれたマグに手を伸ばすと、ふとその隣にある三角名札が目に入った。そこには滑らかな筆記体で、『Sakura』と記されている。名前の下には小さく役職名も併記されており、ドームポリス内監督者であることの証左となっていた。

 私はマグを持つ前に、指の腹で名札をつつぅーっと撫でた。

「なんでだろう……これがないと落ち着かないのよねぇ……フヒ、フヒヒヒヒヒ」

 昔もこんな名札の置かれたデスクに座り、楽しい仕事をしていた気がする。過去が気にならないといったら、嘘になるだろう。だが過去なんて所詮、今に代えられるものではないのだ。例え昔何があろうと、それは既に終わったこと。今以上の現実があるものか。私はナガセのために、今を生きている。

 マグを取って瞳を閉じ、湯気に含まれる香りを堪能する。鼻孔を芳香が満たし、胸のつかえがとれたように気が安らぐ。それから中を満たす琥珀色の液体に口を付けた。

「サクラ? いらっしゃいますか? ポストにドームポリス外活動班の詳細を置いておきますよ」

 部屋の外から、あの糞ムカつく雌猫の声がした。私は思わず額に青筋を浮かべて、口に含んだお茶をマグの中に戻してしまった。

「アジリア……」

 私の気も知らず部屋の外からは、呑気にポストに書類を投函する音が聞こえてくる。ふざけないでよ。あんたからの書類は私に直接手渡ししてもらって、この場で精査しないとダメに決まってるじゃない。アンタがナガセを貶めようと、どんな罠や陰謀を企んでいるか、一発で見抜くためにね。

 私はマグをデスクに戻すと、平静を装うのに努めた。

「へぇ~、あなた敬語が使えたのねぇ~。まぁそんなことどうでもいいわ。虫唾が走るからやめてくれる? そしてあんたからの書類は全部私に手渡してって前にも言ったでしょ?」

 不機嫌な返事を期待して、デスクで身構える。しかし一向にアジリアからの返事がないどころか、ドアの向こうには人の気配すらしなかった。

 さてはあの雌猫、私を驚かそうとして、ドアの前で何かを仕掛けているのか。私はデスクを立つと、ドアの覗き穴から廊下を見た。しかしそこにアジリアの姿はない。

「アジリア? どこにいるの? 隠れていないで出てきなさい!」

 私は少し焦りながら怒鳴るが、廊下は静まり返ったままだ。続けて怒鳴ろうとしたが、私はハタと口をつぐんだ。これではまるで、私がビビっている様じゃない? きっと雌猫の奴、廊下で笑いを堪えているに違いない。こうなったらストレートに、廊下に飛び出した方が良さそうだ。

 きっと雌猫の奴、この前の報告書で誤字のミスを注意したのを、根に持っているに違いない。よーし、そっちがその気なら私もノってあげる。真正面から徹底的に、もう一度口で言って分からせてやる。三時間説教コースだ。

 私はドアノブを掴むと、思いっきり外に押し開いた。

 廊下には――誰もいなかった。

「あれ……へ……」

 待ち伏せを予想していた私は、あっけにとられて廊下の左右に視線をやる。しかし人の姿はおろか、影すらも見当たらない。私は背筋に薄ら寒いものを感じた。

「うぅん? し、仕事のし過ぎで、ちょっと疲れちゃったかな……? ナガセのことも心配だし……それであの雌猫の幻聴を聞いたんだわ……きっとそうよ……」

 逃げるように部屋に戻ろうとしたとき、ふとドア脇に取り付けられた、ポストが目に入った。

 何もないはずの中には、あの雌猫謹製の腐れ報告書が収められていた。




 昼食後の忙しない時間帯、私は倉庫内を歩き回り、開拓調査の準備をしていた。日常生活を営むために、外の世界に出て必要な物資と食料を確保するのだ。安全に仕事をするには、ルート上の異形生命体や野生生物の頒布を把握して、それに対応できる準備をしなければならない。私は想定されるリスクやトラブルに備えて、出撃の準備を整えていた。

 駐車場を練り歩いている内に、私はキャリアのタイヤがやや沈んでいる事に気付いた。むぅ? 本日の主な目的は狩猟のため、武装はほぼ最低限に抑えてある。余計な荷を積んでいないため、重みでタイヤが潰れることはないのだが。まさかいつぞやみたいに、異形生命体に恐れをなして、過剰な武装をしたのではあるまいな。

 私はキャリアの周囲をぐるりと回り、荷台の中も調べた。結果キャリアには必要最低限の武装である、軽機関銃とロケットランチャー、猟銃しか積んでいないことが分かった。

 となると、タイヤの空気が抜けているんだな。きちんと整備しておかないとダメじゃないか。今日の当番はリリィのはずだが……おそらく駐機所で、乗れもしない人攻機の調整をしているに違いない。全く。遊ぶのは構わんが、やることをちゃんと終えてからにして欲しいものだな。

「全く。皆で決めたローテーションだろうに」

 開拓調査はナガセの意向を汲んで、全員公平に参加するようになっている。昔は出来もしないことをやらせるのは、間違っていると思っていた。しかし、いざ全員参加のシフトを組んでみると、いじめや喧嘩の数が減って、全体的な効率が上がったのである。『お前ちゃんと仕事しろよ! それだけしかさせられてないんだから!』という怒声は聞こえなくなり、『あー。あれは難しいからね。しょうがないよ』と慰める声が増えた。どうやらあいつらは、同じ苦労と責任を味わう事で、互いに理解を深めているようだった。平たく言えば、私がアホだったという事だ。

「こんな有様で……いつあの化け物を追いだせることやら……」

 私は軽いため息をつくと、リリィにタイヤの空気を入れさせるため、駐機所の方へと足を向けた。

「アジリア? この前の調査を元に、新しい地図ができましたよ」

 背後から、あのクソ腹立つ雌犬が声をかけてきた。私は思わず舌打ちをして、歩くために浮かせた脚を乱暴に降ろしてしまった。

 地団太を踏んだような音が響く中、背後からは呑気に駆け寄って来る足音がする。ふざけるんじゃないぞ。貴様からの報告は全て、ポストだの伝言などでワンクッション置くと決めているんだ。そうでないとくだらない戯言と、それを元にした妄言を聞かされた上、私の立場を貶めようとしてくるんだからな。だが今日という今日は言い返してやる。

 私は身体から力を抜くと、平静を装うのに努めた。

「お~そうかそうか。どうもありがとう。それで? ありがたい説教があるんだろ? 私はどうもあれがないとやる気が出ないんだよ。さっさと頼む」

 投げやりに喚きながら振り返る。雌犬の奴、これだけで尊大なプライドを気付つけられて、顔を真っ赤にしているに違いない。私は嘲笑おうと口角の端を釣り上げた。

 しかし振り返った先にいたサクラは、まるで人形のような無表情の目を、きょとんと丸めたところだった。

「え……はぁ、そうですか。では、夏も真っ盛りになってきましたので、熱中症の危険があります。充分な水分と休息をとって、調査に励んでくださいましね。御気を付けて下さい」

 サクラはそういうと、私に地図を押し付けて、ぎこちなく笑った。何をトチ狂ってるんだ貴様は。そこは私のミスを的確に羅列し、それを貴様の腐った思い込みで何十倍にも膨らませて、私を愚弄するところだろう?

 それにその恰好――サクラの奴、ライフスキン姿をしているが、いつものとは違って妙に洒落たものを着込んでいる。スッキリと無駄なくまとまったライフスキンではなく、ふんだんに布を使って胸元を飾り立て、腰から下はスカートをはいていた。さらに背中には大きなリボンがついており、流星のように飾り紐まで垂らしているではないか。

 そんなもの回収した備品の中になかったはずだし、他人より自分に厳しいサクラが勝手に備品を持ち出すとも考えられない。という事はナガセに褒美でも貰ったのか? まぁ腹は立つが、人一倍ナガセの役に立っているからな。これくらいの役得は仕方ないだろう。

 それにしても――こいつのひらひらしたドレスを見ていると、脳の奥が疼いて何かを思い出しそうになる。いや、ローズが編んでくれる服もひらひらしてはいるのだが、サクラが来ている奴は違う。何というか――魔法とか、騎士とか、お姫様とか、そういうファンタジックな記憶が、心の中で渦巻く。いや、私は何を考えているんだ? そういうのはパギのような子供の娯楽だろう。だけど素直な欲求が――私も着てみたい……。

 私は急に沸き上がった、自分でも信じられない欲求を抑え込もうとする。しかし口では抗えず、ついつい服について聞いてしまった。

「随分気合の入った服を着ているな……何だ? その……脇の下と、内腿の所がメッシュになっているのか。腰のリボンも不必要に大きいし……急にどうした? お前らしくないぞ? ナガセが帰って来る報告でも入ったのか?」

「いいえ。ナガセからは相変わらず何のご報告もありませんわ」

 サクラにしては、やけにそっけなく答える。いつもだったら心配だの気になるだの、そろそろ迎えに行くべきだの私に相談してくるではないか。というか本気で心配しているのら、計画をネチネチ立てず、飛んで迎えに行けばいいものを。

 あと、口調も気になる。普段はタメ口、喧嘩を売って来る時は馬鹿丁寧な口調。今は丁寧だが、慇懃無礼ではないのだ。

「私はナガセではないぞ……何で敬語を使う?」

「それは最低限の敬意を払っているからでございますが……?」

 真顔で返された。それが当然であるかのように。かわいそうに。サクラの奴、ナガセがいないストレスで狂ってしまったのだ。そうだ。そうに違いない。そこまで奴のことを愛していたのか。私は背筋に悪寒が走るのを感じながら、苦笑いを浮かべた。

「医者に診てもらった方が良いぞ……」

「はぁ? ではそのように」

 サクラは小首をかしげて生返事をすると、私に背を向けて倉庫を去っていった。私はしばらくその後姿を眼で追っていたが、視線を切ってリリィを呼びに行くことにした。

 はぁ……、なぜか知らんがいつもより疲れた。思えば考えと方針の違いで今まで衝突してきたが、仕事はそつなくこなすし、私と違って気配りもできた。何より他人に苦労を強いる分、自らそれ以上の労働をこなしていた。そんなお前も、遂に狂ってしまったのか。もっと優しくしておけば、よかったかな……。

 それにしてもあの服だが――実に良い。何が良いのか分からんが、とにかく良い。サクラもまともに狂ったことだし、仲良くなる機会に使ってもいいかもしれない。私は足を止めると、再びサクラを振り返った。

「待て! その服だが! 私にも着せてもらえ――」

 そして誰もいない倉庫の廊下が、視界に入った。

 あれ? さっきまでヒールが床を叩く、甲高い音が聞こえていたのだが。曲がり角でも通って、備品の陰にでも隠れてしまったのだろうか。私はリリィを呼ぶのをやめて、倉庫内を走り回った。しかしどこを探しても、誰に聞いても、ご機嫌なサクラの姿を見た者はいなかった。

「むぅん?」

 サクラが私から逃げる理由がないし、離れたのはほんの数メートルほどだ。見失うほどの距離でもない。それにあんな派手な格好をしていたのなら、倉庫内で作業をしている誰かの目に留まるはずだ。

 私は本来すべきことすら忘れて、脚を停めて考え込んでしまった。

「おいコラ雌猫! あんたでしょ、うちのポストにこんなもの投げ込んだのはァ!」

 サクラの怒声が耳朶を打った。その口調はいつもの調子で、私に対する憎しみと不満を隠そうとしていなかった。声のした方を向くと、サクラがいつもの質素なライフスキンを身に纏い、大股でこちらに歩み寄って来るところだった。顔は怒りに歪んで、鼻息も荒い。千切れんばかりに振り回す手には、今日の調査結果報告とまとめて渡すはずだった、書類の入った封筒を持っていた。

 何でそれがお前の所にいっているんだ? 面倒を避けようとして、とっておいたはずなんだが。ひょっとして、私がそんなずるいマネをしようとしたから、怒っているのだろうか? だとしたら非は私にあるな。

「すまんな。今日の夜に、調査報告書と一緒に出そうと思っていたのだが、私がたるんでいたようだ。これからはちゃんと手渡――」

 謝罪の最中に、サクラは私が持っていた地図に気付いたようだ。彼女はひったくるようにして奪い取り、紙面に目を走らせると声を荒げた。

「ちょっと!? これはまずナガセに見せようとしてとっておいた……開拓地域の地図じゃない! 何であんたが持ってんのよ!」

 本当にどうしたんだお前? ついさっきのことすら覚えていないのか? それになんだその物言いは。嫌味で、傲慢で、一人よがりな、普段と変わらないじゃないか。さっきのお淑やかさはどこに行った? 私は苛立ちに頬を引くつかせながらも、彼女に対する敬意を保った。

「何でって……お前がくれたんだろ? それがあると助かる。さ、返してくれ」

 私が手を差し伸べると、サクラは蝿でも叩き落すかのように、その手を払った。彼女は地図を背中に隠すと、殺意に目を細らせて私を睨んできた。

「返せですってぇ!? 盗人猛々しいわねこのドロボー!」

「ドロボーって……お前……自分で持って来ておいて、それはないんじゃないのか?」

 サクラは私の言葉が理解できないように、目を白黒させる。彼女は呆れて柳眉を下げると、腰に手を当てて溜息を吐いた。

「あんた言うに事欠いて、そんな幼稚な言い訳をするなんて――一体どうしたの? さっきも妙な敬語使って来たし……」

 ここで私は気付いた。この女、私をおちょくるために、さっきはわざと下手に出たのだな。私が反省したと思って近づいてきた所を、はしごを外すことで優越感にひたる腹積もりだったのか。私は思わず、歯ぎしりをしてしまった。

 お前の方針に対する考えは、殺して数カ月たった死体並みに腐っている。しかし物事に対する考えは、私も見習いたいと思うほど現実的で理路整然としている。尊敬できるところがあると、一目は置いていたのだ。しかしわざわざ人をなじるために、こんな小芝居を仕組むとは――何て性根の腐った奴だ!? 見損なったぞ!

 売り言葉に買い言葉。目には目を、歯には歯を。私は意地汚い笑みを浮かべながら、臨戦体制をとってやや前かがみになり、下からサクラを睨み上げた。

「お前こそ何を言っているんだ? 私がお前に敬語を使うはずがないだろう? ついさっき会って話した事すら忘れてしまうなんて、オツムに相当ガタが来ているようだな」

 サクラの顔が、私の暴言で固まった。しかしすぐににやけ顔になると、口角を上げて笑った。

「あなたに言われたくないわねぇ……ついさっき何をしたか覚えていないなんて……あっ、そうか。あなたは確か、高抵抗を示すマークも分からないんだったわね。ごめんね酷なこと言っちゃって。人の物盗っちゃいけないって理解するどころか、自分が何をしているかすら分かる訳ないかぁ~」

 お……お前……。言うに事欠いてこの……あれは私が間違ったんじゃない! お前が間違ったんだ!


 この応酬を皮切りに、倉庫内では激しい争いが巻き起こった。

 それはプロテアの仲裁をえて、終息を迎えたのだが、異変はなおも続いたのだった。

「おトイレ行く時に、ついてきてくれたのサクラお姉ちゃんじゃないの!?」

「ペンチ治してくれたのリリィじゃないんだ……え? じゃあ誰?」

「あの差し入れピオニーじゃなかったのかよ!」

「排水溝に詰まってたの引っ張ってくれたの、ローズじゃないんだ……」

 同じ人間が同時間に違う場所で発見されたり、謎の黒い影の目撃情報が相次いだ。

 クロウラーズに害を加えることはせず、ただただ小さな親切を残して去っていく。最初はその口調や仕草で偽物と断ずる事ができたが、しばらくたつとそれすらも綺麗に模倣し、見分けを付けるのが難しくなってきた。

 クロウラーズ内ではアジリア陣営とサクラ陣営が、互いに相手陣営の工作だと主張し、影の正体を暴く調査すら行われなかった。やがてその存在が陣営に関係ないと認知され始めると、『幽霊』と称されて気味悪がられるようになってしまった。

 人手は足りない。害がある訳でもない。そしてナガセもいない。

 幽霊はクロウラーズから放置され、しばらくドームポリス内では、それが好き勝手に徘徊することとなる。


 本物の怪物が返って来るまでは。

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