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人と魔物の境界が失われたとき、その翼は争いを呼ぶ  作者: 原田広


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エピローグ

魂を書き換えるとは魔物の魂の一部を人に投写することだった。

魔物の肉体で強化した人々は魂を魔物の魂に喰われ、侵食され、人の心が削られていった。

思考も情も魔物に近づき、人の心を失い、人の知識と知恵と技を備えたまま魔物となっていく。

そうした存在は「フェアシュ」とは呼ばれなくなった。

それを人々は人ならざるもの「魔族」と呼んだ。


この世界を統べるのは「人間」か「魔族」か。

世界を賭けたこの戦いは、どちらかが滅ぶまで終わらない。

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