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異世界人のお世話は大変です・・・なぜわたくしがお世話係をしなければならないのか誰か教えてくださいまし(涙)  作者: 焼ミートスパ


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2 屋台での話

「「「「「「「「「「なんて美味いんだ~~~~~~」」」」」」」」」」


勇者一同の叫び声が屋台の前で響き渡りました



しらんがな


貴族令嬢にあるまじき返事を心のなかでするわたくしでした




わたくしはモブリー=ツッコミー男爵令嬢と言います


ただの勇者様たちの雑用係(他薦)です


しばらくはわたくしの愚痴にお付き合いください


というか不幸を分かち合いましょう


喜んでおすそ分けいたします




勇者様たちは冒険者としては有能でした


ええとても


わずが1か月でA級冒険者になるほどです




・・・その分、人間性は最低でしたけどね


3歳の甥っ子の方がまだましだというレベルだといえばご理解いただけるかと思います



なにせ報酬をすべて剣だとか鎧だとか、わけのわからないものにつぎ込むのです





「「「「「「「「「「お金がなくて食べれないし、泊まる所がない~~~~~~」」」」」」」」」」


となんど言われたことでしょう





「その剣を売りなさい!」


そういうと


「「「「「「「「「「なんて酷いことを言うんだ!」」」」」」」」」」


と10人がかりで非難してくるのです


それも人前で!





おかげでわたくしの評判は地に落ちています


婚約者探しが困難なほどです


・・・王様、もう雑用係しなくてもよくないですかね?





そんな脳筋たちはといえば男爵令嬢わたくしのお金で屋台を買い食いしています





「おなかがすいた~」


だとか


「顔が濡れてて力がでない~」


だとか騒いでわたくしの評判をおとしまくりやがりましたの





地に落ちた評判を穴を掘って投げ込むごときの悪魔の所業


泣く泣くたかられることになりました(涙)





「肉の味だけで10杯はいける!」


「おいしいは正義でござる!」


・・・そりゃ人の金で食べる飯は旨いでしょうね






「飯テロができないであります!」


「テリヤキ無双はどこに行った!」


「まさに夢想!」


「それな!」


・・・異世界人は何を考えているのでしょう




「味噌と醤油は探せばあるんじゃね?」


「漁村に行ったら魚の塩漬けがあるんじゃね?ショッツルとか言うやつだっけ?」


「あきらめたらそこでゲームオーバーなのである!」


・・・脳筋のくせにときどき頭がよくなる奴もいやがります





というわけでこれが勇者様たちが屋台で食べたものの一覧と請求書です




あ、あと高級食材を食べまくった後に


「「「「「「「「「「カレーは飲み物だ!」」」」」」」」」」


などといって重さ当たりの金額が金と同じ値段の香辛料を山のように買いまくった分も入っていますのよ?




耳をそろえてお支払いくださいね?





え?


いち税務官には荷が重すぎる?


知りませんよ


わたくしを任命したのは王様で


ご不満があるのなら王様にお願いします



わたくしはいつ雑用係をやめても良いともお伝えくださいな




ああ、そういえばあの場には宰相様もいらっしゃいましたね


泣いて頼んではいかがかしら?


引き受けてくださるのではないかしら


その時はわたくしがこっそりのぞけるようにしてくださいまし


あのすかした顔が絶望するのを鑑賞したいですは





あら逃げますの?


逃がしませんよ


ここまで聞いたのですから


明日にでも王様から辞令が届くことでしょう


雑用係3号として





ご愁傷様ですね(笑)





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