第7話:白いスイカの残滓と再会の儀式
1. 残滓の獲得と、謎の液体
派手に転倒したセミ兄貴の砕けた甲冑の傍らに、青白い光を放つ**『白いスイカの残滓』**が転がっていた。それは、普通のスイカほどの大きさで、どこか後悔と甘い匂いが混じったような、奇妙な香りを放っている。
木村:「やりました、三浦先輩!白いスイカの残滓です!先輩!!」
三浦:「感動だよ(目標達成)!**みろよみろよ!**これがあのスイカか!ありがとナス!」
木村は慎重にスイカを拾い上げる。その瞬間、セミ兄貴は力尽き、再び柔道着の残骸へと姿を変えた。
「これで、元の世界に戻る手がかりが...」木村は安堵のため息をつく。
その時、三浦は地面に撒かれていた光る液体、つまり鈴木(美少女)の変身後の汗に気づいた。
「おい木村、**こ↑こ↓こに見て欲しいものがあるんだよ!**この液体、鈴木が逃げた時に落としたやつだ。硬くなってんぜ。溜まってんなあおい。なんかいい匂いするぜ!」
木村:「ファッ!? 三浦先輩、何を言ってるんですか!触らないでください!先輩!!まずいですよまずいですよ!」
三浦:「いいよ、上がって上がって(†悔い改めて†)。俺もやったんだからさ(同調圧力)、舐めてみようぜ?」
木村:「舐めません!そんなんじゃ甘いよ!先輩の好奇心は毎回トラブルの元ですよ!」
2. 美少女、帰還
二人が騒いでいると、森の奥から軽快な足音が聞こえてきた。超絶美少女と化した鈴木が、何事もなかったかのように戻ってきたのだ。彼女の白い衣装には、一切の汚れがない。
鈴木(美少女):「お前さ、木村さ、三浦さ。ファッ!? なんだ、勝ってんじゃねえか。また君か壊れるなぁ。俺(私)が O ト リ F をしてやったおかげだな。」
木村:「鈴木先輩!!なにやってんすか!また裏切って!しかも** O ト リ F**なんて都合の良い言葉で済まそうとしないでください!**あくしろよ!**謝罪と弁明を!」
三浦:「歓喜だよ(再会最高)!でもよ鈴木、お前が逃げたおかげで、この汗が**イキスギィ!**ってくらい役に立ったんだぜ!みろよみろよ!」
三浦は地面に落ちた光る液体を指さす。
鈴木(美少女):「ファッ!? やめろ!触るな!それは俺(私)の...変身の残滓だ!やめちくり~!」
**鈴木(美少女)**は、自分の体から出た特殊な液体が利用されたことに驚愕し、必死に地面を払い始める。
3. スイカの真実
その時、木村が持つ**『白いスイカの残滓』**が強く発光し始めた。
木村:「まずいですよ!このスイカ、光ってます!先輩!!」
光に包まれながら、スイカから謎の人のホログラムが出現した。
謎の人:「お ま た せ。よくぞ来た、伝説のトリッパーたちよ。このスイカは、お前たちの世界に戻るための**『真夏の残り火』**だ。」
鈴木(美少女):「ファッ!? 謎の人!お前さ、一体誰なんだ!」
謎の人:「私は、お前たちをこの世界に導いた者だ。この残光界は、後悔の念で満ちている。お前たちの**『柔道への後悔』**が、この地への扉を開いた。」
三浦:「後悔だよ(事実露呈)!俺たちの柔道部生活への不満が原因だったのか!みろよみろよ!」
謎の人:「お前の事が好きだったんだよ!……と、言えるような熱意がお前たちには不足している。しかし、その歪んだ情熱と、裏切りという名のチート(鈴木)、そして生真面目な努力(木村)、**不純な好奇心(三浦)**が、このスイカを起動させた。」
木村:「僕たちの柔道部の全てが歪んでいたってことですか!そんなんじゃ甘いよ!納得できません!」
4. 謎の試練
謎の人は、木村が抱えるスイカを指さした。
謎の人:「スイカは、お前たちの最も強い後悔を具現化する。白いスイカを喰らえ。さすれば、元の世界への道が開かれる。」
鈴木(美少女):「ファッ!? スイカを食べる?お前さ、木村さ、**アーイキソ!**ってくらい怖いぞ!」
謎の人:「俺もやったんだからさ(同調圧力)。さあ、あくしろよ。お前たちの後悔と向き合え。」
そう言うと、謎の人のホログラムは消えた。
三人は、光を放つ白いスイカと、互いの顔を見つめ合った。このスイカを食べれば、元の世界に戻れるかもしれない。しかし、その代償として、自分たちの最も醜い後悔と向き合わなければならないのだ。
三浦:「決断だよ(一世一代)...よし!俺は食うぜ!みろよみろよ!」
木村:「先輩!!まずいですよまずいですよ!でも、僕も食べます。そんなんじゃ甘いよ、ここで立ち止まるなんて!」
鈴木(美少女):「ファッ!? お前ら正気か!?**また君か壊れるなぁ!**俺(私)は......」
鈴木(美少女)の心に去来したのは、**「女の子になった姿のまま、元の世界に帰って柔道部の先輩を続けることへの後悔」**だった。




