第36話:美少女の盾と「人間の屑」のカッコいい嘘
1. 鈴木、一人残る
木村と三浦が**「セミの鳴かない森」へ向けて走り去った後、鈴木(美少女)はRIMとMCT姉貴の複合残滓と対峙していた。彼女(彼)のプラチナ色の防御フィールド**は、追撃の時間を稼ぐため、最大出力で展開されている。
RIM/MCT(複合残滓):「ぷはー。へー。お粗末さまでした。逃がさないわ。美少女のトリッパー、あなたを先に裏切りのエネルギーに変えてあげるわ!」
鈴木(美少女):「ファッ!? また君か壊れるなぁ! しつけーぞ、お前ら!」
RIM/MCTは、「裏切りと監視」のエネルギーを込めた黒い鎖を放ち、鈴木の防御フィールドを打ち破ろうとする。
2. カッコいい嘘
鈴木は、この複合残滓の目的が**「柔道の絆」の破壊と「裏切りの肯定」であることを理解していた。彼は、自身の「人間の屑」と評された過去と、「美少女の姿」を最大限に利用する「カッコいい嘘」**を決意する。
鈴木(美少女):(笑みを浮かべ、優雅な声で)「お前さ、RIMさ、MCTさ。 お前らの負けだぞ。**イキスギィ!**ってくらい見抜かれてるぞ。」
RIM/MCT:「へー。何を言っているの!裏切りのデータは全て揃っているわ!」
鈴木(美少女):「そんなんじゃ甘いよ。俺(私)の最大の裏切りは、お前らを騙すことなんだよ!」
鈴木は、自身の過去の汚名を逆手に取った**「カッコいい嘘」**を放つ。
鈴木(美少女):「俺は(私は)、最初から裏切り者だった!...睡眠薬入りのアイスティーで仲間を眠らせたように、この防御フィールドには、柔道の理念を裏切る毒が仕込んである!俺は(私は)お前らの味方だ!」
鈴木(美少女):「俺(私)がここにいるのは、お前らに仲間を裏切る方法を教えるためだ!俺の事が好きだったんだよ!...って、お前らを裏切るためだ!」
3. 裏切り者の動揺
この、「俺は人間の屑だ」と「裏切り者としての優しさ」を組み合わせた「カッコいい嘘」は、RIM/MCTの裏切り原理主義の論理回路を完全にショートさせた。
RIM/MCT:「ファッ!? 裏切り者が、裏切りの優しさを見せている...王道を征く裏切りが、理解できない...」
RIM/MCT:「へー。解析不能!裏切りのデータが矛盾している!侵入させていませーん!...侵入されてしまいましたー!」
鈴木(美少女):「†悔い改めて†。裏切りは、遊びなんだよ。お前らには、遊び心が足りない!やめちくり~!」
鈴木は、その混乱の隙を逃さず、防御フィールドを爆発的に放出し、RIM/MCTを森の反対側へと吹き飛ばした。
4. 孤独な覚悟
RIM/MCTが一時的に退散したのを確認すると、鈴木(美少女)は、膝から崩れ落ちた。
鈴木(美少女):(小声で)「ファッ!? クソ、怖ぇ...。お前さ、木村さ、三浦さ。早く帰って来いよ...**イキスギィ!**ってくらい寂しいぞ。」
彼女の美少女の顔に涙がこぼれるが、すぐにその涙を拭い、「人間の鑑」として仲間を守るための、孤独な覚悟を決めた。
鈴木(美少女):「おかのした。俺は美少女の盾だ。お前らが帰ってくるまで、誰にもここを通させねぇ。」




