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異世界ノ淫夢  作者: 限界まで足掻いた人生


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第12話:塔の試練と過去の裏切り

1. 塔の内部と仕掛け

『真夏の残り火の塔』の内部は、外観とは裏腹に、畳敷きでどこか懐かしい柔道場のような空間が続いていた。しかし、階段の代わりに、「後悔」にまつわる試練が仕掛けられている。


木村が最初に気づいたのは、最初の踊り場に置かれた巨大な鏡だった。鏡には、三人の姿ではなく、高校時代の柔道部の部室の光景が映し出されていた。


木村:「ファッ!? これは…僕たちの柔道部室!先輩!!」


三浦:「驚愕だよ(時空歪曲)!みろよみろよ! 懐かしいな!そうだよ(便乗)。」


鈴木(美少女):「また君か壊れるなぁ! なんだこれ、やめちくり~! 過去の恥ずかしい記憶が出てくるのか!」


鏡の前には、MCT姉貴の残滓が立っていた。彼女は、三人の心の内を読み取るように冷たく笑う。


MCT姉貴:「へー。侵入させていませーん!この仕掛けは、過去の裏切りに関するものよ。」


MCT姉貴:「さあ、この鏡に映った裏切りの瞬間を正直に告白してごらんなさい。さもなければ、侵入されてしまいましたー! とはならないわ!」


2. 三浦の正直な後悔

鏡に映ったのは、三浦が後輩たちに内緒で、練習をサボってラーメンを食べに行っていた過去の光景だった。


三浦:「後悔だよ(背徳行為)。うっ…ああ!みろよみろよ! これが俺の裏切りだ!俺もやったんだからさ(同調圧力)、お前らも言えよ!」


木村:「三浦先輩!!なにやってんすか!僕知ってましたけど!」


MCT姉貴:「へー。お粗末さまでした。正直な後悔よ。」


三浦が告白した瞬間、鏡は砕け散り、次の階への道が開いた。


3. 木村の正直な後悔

次の試練は、釣りキチおばさんの残滓が守る空っぽの冷蔵庫だった。冷蔵庫には、**「大切なものを隠した場所」**という文字が貼られている。


釣りキチおばさん:「タネ無し手品でございまーす。あなたが最も隠したかった、柔道の真実を教えてあくしろよ!」


木村:「僕が隠したかった真実…!そんなんじゃ甘いよ、ここで隠すなんて!」


鏡に映ったのは、木村が廃部寸前の柔道部を、自分の成績のためだけに利用しようと計画していた、という裏切りの瞬間だった。


木村:「僕が隠したかった真実は…僕が柔道部に尽くしたのは、ただ自分の推薦入試のためだったことです!僕は柔道部の理念を裏切りました!先輩!!」


釣りキチおばさん:「うん、ありがとう。 それでいい。正直な後悔よ。」


冷蔵庫の扉が開き、次の階への階段が現れた。


4. 鈴木の最大の裏切り

最上階への階段の前に、三人の道着が展示された空間があった。そこに立っていたのは、あのTDN、DB、HTNだった。しかし、彼らは既にTDNを裏切り、DBとHTNはリムとRU姉貴の元へと寝返った後だった。


HTN:「†悔い改めて†。ここは、君の最大の裏切りを告白する場所だ。お前の事が好きだったんだよ!……とでも言われると思ったか?」


DB:「硬くなってんぜ。溜まってんなあおい。 君の逃走欲がな!俺もやったんだからさ(同調圧力)、隠すな!」


鈴木(美少女):「ファッ!? 俺(私)の最大の裏切り…やめちくり~!」


鏡に映し出されたのは、彼が異世界転移の瞬間に、自分が一番逃げやすいようにと、二人を道場の真ん中に誘導したという、決定的な裏切りの光景だった。


鈴木(美少女):「俺(私)の、俺(私)の最大の裏切りは...!異世界に来る前、怖くて逃げたかったから、お前ら二人の後ろに隠れるためだけに、お前らを柔道場の真ん中に誘導したんだよ!**お前さ、木村さ、全部俺のせいだ!」


その告白と共に、鈴木の体から一際強い光が放たれた。美少女の姿はそのままだったが、彼の**「変幻の魔術師」の力が、「逃走」から「防御」へと**、わずかに変化したのだった。


TDN(残滓):「イキスギィ! 完全に正直な後悔だ!」


DB:「そーなのかー!これぞ真夏の残り火!」


5. 黒幕との最終対峙

階段を上り切った三人の目の前には、『真夏の残り火』を灯す巨大な祭壇があり、そこにRIMとRU姉貴が、早口おばさんの残滓と共に立っていた。


RIM:「ぷはー  今日もいい天気。正直な後悔、お粗末さまでした。」


RU姉貴:「クォラ! 貴様たちの後悔のエネルギー、すべて我々がいただく!待てこらガキ!」


早口おばさん:「あら面白い花火を上げる輩が居ると思ったら懐かしい顔ね。答えられる様にしてあげるわ、お前たちが元の世界に戻れるかどうかをね!」

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