第10話:追跡者と、女の子の姿の理由
1. 新たな力と残されたスイカ
三人は、砕けた**『白いスイカの残滓』**の傍で、互いの試練について語り合っていた。彼らの道着は、以前よりも軽く、そして強固に感じられる。
木村:「僕たちの柔道着が、少し強化されたようです。柔道への後悔と向き合った証かもしれません!先輩!!」
三浦:「安心だよ(後悔清算)。俺も、少しは大先輩の威厳を取り戻せた気がするぜ!みろよみろよ!ありがとナス!」
鈴木(美少女):「ファッ!? 三浦さ、お前さ、気のせいだろ。俺(私)は、女の子の姿のままだぞ。お前ら、**俺の事が好きだったんだよ!**って言って、元に戻してくれよ!やめちくり~!」
木村:「鈴木先輩、その姿は**「逃走への欲望」**が強すぎる結果です。先輩!!まずいですよまずいですよ、完全に元に戻るには、**逃走ではなく、仲間を守るという「真の勇気」**が必要なはずです!」
鈴木(美少女):「**また君か壊れるなぁ!**そんな難しいこと、そんなんじゃ甘いよ、俺には無理だ!」
2. 追跡者の接近
その時、彼らが隠れていた森の境界線から、複数の足音と声が近づいてくるのが聞こえた。
TDN(遠くから):「おい、スイカの匂いがこ↑こ↓だ。こ↑こ↓こにあるぞ!」
DB(遠くから):「硬くなってんぜ。溜まってんなあおい。 残滓のエネルギーがな!」
HTN(遠くから):「白いスイカの残滓は、我ら**『常夜の使徒』のものだ!†悔い改めて†**」
木村:「まずい!常夜の使徒です!彼らは、僕たちを追ってきました!先輩!!あくしろよ! 逃げますよ!」
鈴木(美少女):(全身の魔力が湧き上がるのを感じる)「ファッ!? よっしゃ、逃げるぞ!**イキスギィ!**ってくらい全力で逃げるぞ!」
三浦は、周囲を見回した。逃げるだけでは、また追いつかれてしまう。
三浦:「ひらめきだよ(奇策発動)!鈴木!お前、女の子の姿のまま、俺の次に頼りになる先輩だろ?みろよみろよ!」
3. クルルァとブレーカー兄貴の罠
三人が森の中を逃走していると、前方に一台の古い自動車が、不自然に道の真ん中に放置されているのを見つけた。その車体が、そのままクルルァと化していた。
クルルァ:「俺もやったんだからさ(同調圧力)。乗っていけよ、柔道着のトリッパーども!」
木村:「罠です!クルルァは、常夜の使徒に協力しています!先輩!!」
鈴木(美少女):「ファッ!? クルルァか!こんな車、**やめちくり~!**って言っても乗るわけねぇだろ!」
その時、自動車の傍から、ブレーカー兄貴と名乗る、電気設備のようなものを身にまとった大男が現れた。
ブレーカー兄貴:「暴れんなよ…暴れんなよ…。大人しく、スイカの残滓の行方を教えてもらおうか。さもないと、この森全体を停電させてやる!」
木村:「そんなんじゃ甘いよ!先輩、この道は突破できません!柔道技を使います!」
三浦:「覚悟だよ(奮戦開始)!みろよみろよ! 木村、お前がブレーカー兄貴の動きを崩せ! 俺が横山返しで投げ飛ばす!そうだよ(勝算あり)。」
4. 柔道と語録の連携技
木村は、柔道着の袖で顔を隠しながら、ブレーカー兄貴に一瞬だけ隙を作るための言葉を放った。
木村:「ブレーカー兄貴さん!お前の事が好きだったんだよ!……と、言えるほど真面目にやっているのか!」
ブレーカー兄貴は、動揺した。その隙に、木村は柔道の足技でブレーカー兄貴の体勢をわずかに崩した。
三浦は、その一瞬の崩れを見逃さず、柔道の捨て身技である横山返しを仕掛けた。柔道家として最も体格差を克服しやすい技だ。
三浦:「アーイキソ!」
三浦は、ブレーカー兄貴を巻き込みながら、勢いよく地面に倒れ込んだ。土が巻き上がり、ブレーカー兄貴はクルルァの車体に叩きつけられた。
その衝撃で、クルルァから**「アーナキソ」**という電子音が響き渡る。
鈴木(美少女):(遠くから逃げ道を探しながら)「ファッ!? 三浦さ、お前さ、なんでそんな技を...**イキスギィ!**ってくらい強いじゃねーか!」
ブレーカー兄貴とクルルァを一時的に無力化した三人は、柔道着の強化を実感した。しかし、背後からはTDN、DB、HTNが迫っている。
木村:「先輩、逃げましょう!この先にある**『真夏の残り火』**を司る塔を目指します!先輩!!」
鈴木(美少女):「おかのした!ファッ!? やるか!**お前さ、木村さ、**俺(私)が女の子になったのは、逃げるためだぞ!」
三人は、再び逃走を開始した。彼らの行く手には、黒幕たちが仕掛けたさらなる罠、そしてこの異世界の真実が待ち受けている。




