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吉兆

作者: 尚文産商堂

星あかりが眩しい夜。

いつものように、近所の公園でランニングをしていた。

月だって、満月には少し足りないくらいのものが、空高く浮かんでいる。

仕事終わり、このランニングで体を軽く整える。

それが俺にとってのルーティーンだ。


だがその日はとてもきれいな空を眺めながら、いつものルートを走っていく。

すると、どうだろう。わずかに浮かんでいた雲が、何やら光り出す。

実際は発光なんてしてなくて、しかしとても輝いて見えた。

思わず持っていたスマホで写真を撮ってしまうぐらいだ。


後々で気づいたが、あれは彩雲という現象だ。

彩雲自体は昼間に何度か見たことがあるが、夜にも出るというのは驚きだ。

調べてみると、月の明かりでも出るときはあるそうだ。

こういう珍しい現象を目にするときには、きっといいことがあることだろう。

そう思いながら俺は再びランニングへと戻った。

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