第六話妖怪の山中編
ある滝の前に来た三人。
「あの滝の裏が唯一海軍に入らなかった
河童の河城にとりの隠れ家だぜ」
「にとりは自分の作りたい物しか作らないの」
「だがさっきの文といいこの滝の裏のにとりといいよくここで生活出来るな、無理やり海軍にいれられるか反逆者として追い出されるか最悪殺されるかだと思うが」
「海軍の上の方針で無理な勧誘と無用な処刑は
禁止されてるのよ」
「それに何だかんだでその二人とこの後に行く
守矢神社の巫女は天才だからな」
「天才?」
「にとりは水上なら天才的な科学力と技術を持ってるし文は天候を読むのと天候を操る天才だ」
「そしてさっき文が言った様に
早苗はそんな二人を上回る天才なの」
「何の分野でだ」
「医療よ」
「医療技術が高いのか?でも確か医療の知識と技術の天才は海軍側の医療の最高権威だって言ったろ?」
「知識も技術も確かに猛勉強したみたいでスゴイけど彼女のスゴイのはそこじゃないの」
「アイツの能力が医療に相性が良すぎたんだぜ」
「能力?」
「奇跡を起こす能力よ」
「斬夜が来る前に地殻変動異変と
時間軸異変って有ってな
その際に能力の真髄に覚醒した奴も何人もいるんだぜ」
「にとり、文、早苗もその中に入って居るわ」
「なら余計に海軍に勧誘されないか?」
「海軍としてはその異変で被害は意外と少なかったの、でもその異変住む場所や家族失った人が確かに居るからこれ以上幻想郷の住人をへらしたくないのよ」
「その異変で私も家を無くしたしな、今は別の所に住んでるぜ」
「亡くなった人が少なくても今の海軍のトップはそれが許せないみたいね、一番幻想郷を愛してるのは彼女だから」
「その異変の後に幻想郷海軍を組織するぐらいだしな」
「海軍のトップって?」
「それより滝をくぐるぜ」
「私が結界を張るわ」
そして三人は結界に守られながら
滝をくぐる。
滝の裏に小さな小屋があった。
「にとり居るか!入るぞ!!」
「魔理沙かい?いつも強引だな
まったく」
小屋の中には青色の服に身を包む
一人の少女が居た。
「にとり、面白い人間を連れて来たぜ」
「この子の為に船を作って欲しいの」
「霊夢も居たのかい、それに新しい盟友も、、、船!!」
「今の会話で察したらしいな」
「私達は海賊になるから海賊船を作って欲しいの」
「無理無理!!海軍のお膝元だよここは、そんなんバレたらさすがにマズイって!!」
「なんなら仲間に入っても良いだぜ」
「それこそ処刑されるよ!!」
「悪いな無理なお願いをして」
「盟友、、、」
「俺の名前は海道斬夜だ」
「なら斬夜、君はこの海軍の要塞と呼ばれる位のここ妖怪の山で旗揚げするつもりかい?」
「そうだ」
「何故だい?」
「俺は自由に行きたい、それだけさ」
「自由、、、」
「確かに海軍の庇護に入ったら安全だろうが、自由が無いからな」
「確かにそうだね、、、」
「それに俺の魂が叫ぶんだ
海賊に成って冒険しろと
にとりもそんな感覚があるから海軍に籍を置かないんだろ?」
「、、、」
「だから頼むよ」
「参ったね、負けたよ」
「なら船の準備をしてくれるのか?」
「いや、船自体はもうあるよ」
「お前、予知でも出来るようになったのか?」
「いつか君みたいにこの幻想郷を変える事になりそうな盟友が現れた時の為に作って置いたのさ」
「スゴイ勘ね、私が嫉妬するぐらいに」
「後で見に来るといい、君にピッタリだと思うよ」
「じゃあ次の目的地にいくか」
「ああ」
「ええ」
三人はにとりの工房を出て守矢神社を目指す。
この後、斬夜は運命的な出会いを果たす。