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東方海賊外英記  作者: 名も無き小説家
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第三十話 紅魔館組の役職

あの決戦から数日

「その役職も板についてきたみたいだな」

「ええ、おかげさまでね」

舵輪を回すレミリアに斬夜が話しかける。

「まさか本当にあの後俺達の仲間になるなんてな

どういう心境の変化だ?」

「貴方になら未来をかけても良いと思っただけよ」

「それにしても良かったのか?

自分達の拠点の紅魔館を俺達の拠点にしてしまって」

「もう仲間なのに拠点を別にする必要あるかしら?」

「それに船も沈めて良かったのか?」

「本来の私達の家は紅魔館よ

あの船は移動手段ってだけよ」

「そうか、、、、」

「貴方は思う所があるみたいね」

「そりゃ俺達は海賊だからな

船こそ俺達の家だと魂が叫んでるからな」

「そうね、貴方ならそう言うと思っていたわ

それでも私達には紅魔館を廃棄する事は

出来なかったわ

貴方が船を大事にするみたいにね」

「なら船も捨てなくても良かったんじゃないのか?」

「私達は負けたのよ

なら船も海賊旗も捨てて貴方の仲間になるのが

筋ってものよ」

「それが船長になった者の矜持か?」

「ええ、そして紅魔館の主としての矜持よ」

「わかった、もう何も言わないさ」

「理解してくれて嬉しいわ」

「それで役職がレミリアが操舵がレミリアで

フランが砲撃手に咲夜が料理人兼メイド長、

美鈴が船番にしてパチュリーが司書、

小悪魔姉妹がその補助と狙撃手の兼任

こんな感じだが大丈夫か?」

「ええ、問題無いわ

まぁあの時にも言ったけどね」

「いや、一応確認したくてな」

「それと付け加えるならフランは見張りとの

兼任になさいな」

「どういう事だ?」

レミリア達が敗北して行った役職を決める会議で出なかった事をレミリアが言う為に驚き聞き返す斬夜

「あの子の能力は見張りでも活用出来るって事よ

全てを見通す目とフォーオブアカインドは見張りをさしたら私達の大きなアドバンテージになるわ」

「椛はどうなる?」

「あの子と一緒にやらせなさいな

あの子には距離をフランには範囲を見させるの

そうしたら望遠鏡がなくてもかなりの範囲を

見張れるわ」

「流石の人材配置だな

やっぱり副船長にならないか?」

「いいえ、貴方の海賊団の副船長は

私じゃない方が良いわ」

「なら誰にさせる?」

「人里に向かいなさいそこに貴方の必要な

人材が居るわ」

「それも運命を見たのか?」

「ええ、そうよ」

「なら次の進路は決まりだな

人里に向け面舵いっぱい!!」

「ええ、わかったわ」

こうして斬夜達は新たな目的地を決め海原を

進むのだった

新たな仲間を加え斬夜達の冒険は続く。

そして運命が交錯していく。



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