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ここまでのあらすじと登場人物まとめ

●勇者の血統を継ぐ少年視点のここまでのあらすじ


 高校に入学しとある男子と意気投合。いろいろあって親友同士にまでなる。


 数多の少女たちと出会い交流を重ね、ヒーローとして悪の組織に立ち向かい、街を守りながら成長していく。

 しかし戦いの激化に伴い親友とだんだん疎遠に。


 そんなある日の夜、謎の少女と邂逅する。

 

 今までに出会った少女たちと違い、近づけそうで近づけない彼女の距離感に四苦八苦しながらも、心のどこかでその少女に惹かれ始める。

 だが突然親友と少女が行方不明になる。胃が痛む。

 二人が物理的に一つの肉体を共有していると察する。胃に穴が空きかける。

 様々な出来事を経て最終的に世界を救うも、少女(親友)が殺人の罪を背負って姿を晦ます。胃が死ぬ。


 数ヵ月後に帰ってきた少女(親友)が会話をする間もなく事故で瀕死の重傷を負う。精神が壊れかけるが、やせ我慢で耐えた。

 

 回復のため必死に奔走し各所へ協力を働き掛けた結果、少女が昏睡から目覚める。

 知らせを聞いて病院に駆けつけると、親友と少女が分離しており、二人は病室で対面座位をしていた。

 え?

 なに、この状況……

 困惑と情報量で脳が破壊されそうになったため、その場から逃げた。

 

 数日後、更に二人に分裂した少女がいきなり学園に登場。

 親友を人質に取って『鬼ごっこをしよう』と言い出す。

 度重なる意味不明な状況でついに精神が参ってしまい、泣いちゃう。←いまここ



●頭のネジが一本足りてない少年視点のここまでのあらすじ 


 高校に入学しとある男子と意気投合。いろいろあって親友同士にまでなる。

 

 しばらくはダラダラと遊びながら学園生活を送っていたものの、なんか親友だけ明らかにバトル系のハーレムラノベ主人公みたいな状況に陥ってしまい、突然とても暇になる。

 その間何度か親友のヒロインたちと接触し、次第に『俺がヒロインになって親友を奪ってやったら、コイツら一体どんな顔すんのかな』という邪な感情を抱き始める。

 

 入学から一年後、ついに理性が限界を迎えてしまい、いろんな道具を使って黒髪の美少女に変身。

 ヒロインたちを驚かすため、親友をからかうため、退屈な日常を破壊し自分が楽しむために行動を開始する。

 始めてから暫くはおおよそ目論見通りに事が進み、美少女ごっこも楽しくなり徐々に歯止めが利かなくなっていく。

 

 そんなある日の昼、謎の少女と遭遇する。

 

 ここまでやってきた悪行のツケが回り、生まれて初めて他人の命を背負うことになる。心の中で泣く。

 身元を隠しながら公共交通機関を使用せずに東京から沖縄へ向かう旅を強制される。お腹が痛くなる。

 やせ我慢で旅を頑張るが、いろんな誤解を招いていき更に苦しめられる。

 なんやかんやあって人類滅亡を企んだ黒幕を打倒するも、敵の策略によって全国指名手配犯になり、ダメ押しで女から男に戻れなくなったり失明したりPTSDを発症したりなどして、二桁は死にかけた。

 

 少し回復した矢先に再び瀕死になる。また……?

 植物人間のような状態になり、一生目覚めないと断定され実質死亡。

 

 仲間の奮闘(よく分からんチートみたいな違法パワー)によって復活。

 そのデメリットで肉体がバグり、自分が変身していた美少女の姿にそっくりな女の子が爆誕。

 意味が分からないので、精神の安全のために一旦思考停止する。

 

 数日後、自分の存在意義を見出せないそっくり少女の為に何が出来るかを考え、最終的に鬼ごっこを決行。

 親友に無茶ぶりをするが、自分が去った後に彼が子供みたいに泣いている事は知らない。←いまここ

 




【キャラクター】



●レッカ・ファイア


 あだ名で呼び合いたいなって思ってたんだ。

 友達がいた事なんて無かったから、実はそういうの憧れててさ。

 うん、本当。お恥ずかしながら。……えへへ。

 君はアポロ・キィだから……アッキィ、ぽろぽろ……うぅん。

 あっ。

 じゃあ──ポッキーとか、どう?


・概要

 一般人視点から見た場合の主人公。


 かつて魔王から世界を救った英雄の子孫にあたる少年でもある。

 その血の宿命なのか面倒ごと(主に世界の危機)に巻き込まれがちだが、実際は親友と遊び呆ける毎日を送りたい普通の男の子。

 幼少期から両親による実力主義の教育が災いして今まで友人を作れず、同性との対人関係に疎かったため、親元を離れてようやく出来た初めての友人であるアポロに対しては、若干重めな感情を向けている節がある。

 少し強火なだけの友情なのでたぶん問題はない。はず。

 レッカが美少女ごっこを始めたら三話くらいで話が終了する恐れがある。


 ヒーロー部の他メンバーが女子しかいないため、学園にいる大抵の生徒たちからは『美少女侍らせハーレム野郎』として認識されていた。

 世界を救った後は男女両方からモテているが、肝心の親友が指名手配されたり植物人間になったりしていたため、引きつった愛想笑いをする日が続いている。

 

【幕間】

 最新話の直後、情報量に殴られ過ぎて遂にいじけてしまった。

 しかし優しい性格なので誰に八つ当たりする事も出来ず、一人でめそめそ泣き始めてしまう。

 とりあえず部長や後輩が慰めてくれたので大事には至らなかった。

 その後、またコクに関して余計な考察(勘違い)を始めている。悪いクセ。でもやっぱり七割くらいはアポロの責任。



●オトナシ・ノイズ


 裏切るな、と脅してきた輩は大勢いた。

 裏切ってもいいと、そう言ってくれた人はただ一人だった。

 いつでも誰かの裏切り者だったけど、その人だけは裏切らないと心に誓った。

 徹頭徹尾、私はあなたの忍者です。

 にんにん。


・概要

 漢字表記は音無。

 相棒なのかヒロインなのか保護者なのかよく分からない人。


 アポロの破滅的な思考(美少女ごっこ)を心配しつつも、それを止められない自分を憂いている。

 ただ先輩があまりにも自由奔放すぎるため、やり過ぎた場合は堪忍袋の緒が切れて手を出す可能性もある。

 彼の根底にある『罪悪感からなる、他者優先の自己犠牲』についてはノーコメント。

 また同じ事をするつもりであれば、その時は何も言わずそばで支える。


 旅を通じて姉妹のような仲になった衣月とは、学生寮の広めな一室を借りて二人で生活している。

 しかし『わたしか音無が紀依と結婚したら三人で住む家を買おう』と言われた時は半笑い。

 衣月が変に年上好きになってしまわないか日々心配している。割と過保護。


【幕間】

 鬼ごっこが終わってアポロが戻ってきた場合、紀依夫婦が一時的に住んでいる賃貸と自分たちと同じ学生寮のどちらに彼が来る事になるのか、最近はそれだけが少し気になっている。



●藤宮衣月


・概要

 マリオにおけるピーチ姫的なアレ


 組織の実験体だった頃とは打って変わり、すっかり普通の小学五年生に戻った白髪ロリっ娘。

 旅を通じて得た豊富な知識や、目を引く美少女然とした容姿も相まって、無意識にクラスメイトの男子たちの初恋を軒並み奪っている。魔性の女。

 特に仲の良い女子の友人が一人出来たため、学校生活は極めて良好。

 男子に告白されたりなど、衣月が困ったときは大抵その女子が助け舟を出している模様。

 日曜日は彼女の自宅へ赴き、二人でプリキュアを観ていたりする。

 

 無表情がデフォルトだが、アポロが植物状態から目を覚ました際には、表情を崩して大泣きした。

 二、三時間ほどは甘えに甘え尽くしたが、冷静になった後は思春期な感情が湧いてきてしまい、恥ずかしいところを見られたので紀依がちゃんと戻ってくるまでは会わない、と頑なに対面を拒否するようになってしまった。

 鬼ごっこなんか知らない。



●コオリ・アイス


・概要

 漢字表記は氷織。青髪。


 暗殺者に育てられた過去を持つシリアスキャラだった。

 アポロと関わったことでフットワークが軽くなる。

 彼の後押しもあり、悪の組織との戦いが終わったらレッカに大事なことを伝えるつもりだったが、ラスボス撃破の直後にアポロが行方不明になったため、完全にタイミングを失ってしまった不遇な立場。

 元々感性豊かで涙脆いところもあったが、彼が昏睡状態から覚醒した時は衣月と同じくらい泣き散らした。

 声に濁点が付いていたので相当汚い泣き声だった模様。

 最新話では分離した方のコクのメンタルケアを任された。



●ヒカリ・グリント


・概要

 漢字表記は光梨。金髪。


 ほんわかぱっぱピュアお嬢様。

 おそらく作中で最も心が清い。

 あまりにも精神が高潔すぎるため、彼女が全ての事情を把握してアポロを説得した場合、完全に浄化されてしまいそれが最終回になる。善性の擬人化か何か?

 どでかい財閥の令嬢ということもあり、活動の資金面における切り札。

 氷織と同じく分離コクの甘やかし担当に抜擢される。



●カゼコ・ウィンド


・概要

 漢字表記は風子。姉妹二人とも緑髪。


 カウンセリングの達人とされている。

 精神的に死んだアポロを一番献身的に世話していた。おねえちゃんママ。

 洞察力が鋭く、分離コクの精神状態にいち早く気がついたため、彼女のメンタルケアは鬼ごっこ開始直前で既に始まっていた模様。もう大丈夫! アタシが来た!



●ライ・エレクトロ

 

・概要

 漢字表記は雷。紫髪。


 黒幕撃破後、世界を救ったヒーロー部のメディア対応をほぼ一人で担い、他のメンバーがアポロを探せるよう尽力した。

 部長と生徒会長の仕事を両立させながら、部員のためにヘリの調達や情報操作を行ったりなど、明らかなオーバーワークも気合いで何とか乗り越えたスーパーウーマン。

 立場上なかなか気が休まらないリーダーだが、絶望した自分を奮い立たせてくれた彼の為ならいくらでも頑張れる、と自分を鼓舞して耐えてきた。

 しかしやはり人間。

 めっちゃ疲れる立場なので最近はスイーツに没頭していた。あと体重計を見て滝汗を流したりも。

 アポロが覚醒したあとは肩の荷が下りたようで、普通の学生生活以外の仕事は全て休む事にした様子。

 

 恋愛経験が皆無なため自分の感情の分析に疎く、『彼の近くにいると心が安らぐんだ』とか恥ずかしげもなく言っちゃうタイプの子。



●グレン・ファイア

 レッカの兄。

 何かと便利屋扱いされている。

 弟との交流が増えたのは素直に嬉しい模様。



●紀依勇樹

 元悪の組織の研究員。

 物語開始の引き金となったTSペンダントを製作した張本人。

 悠々と自分を超えていく息子に並々ならぬ期待を寄せている。



●紀依千恵

 同上。

 変態マッドサイエンティストを正義の味方に引き入れた人類の英雄。過去の戦いにおけるMVP。

 まだ退院日じゃないにもかかわらず病院を抜け出して鬼ごっこを始めた息子を叱りつけるため、夫を引きずりながら街中を歩き回っている。










●アポロ・キィ

「ハーレム入りせず他のヒロインたちとは一線を画す立場にありそうな、メインヒロイン面した謎の美少女ごっこがしたい!」


・概要

 一応主人公兼ヒロイン。

 漢字表記は紀依(キィ)太陽(アポロ)

 コクという黒髪少女に変身する。

 ヒロインとしての立場の方は常に脅かされているため、気合いで兼任している。無駄な努力。


 自分の心に忠実に従った結果、たくさんの人を振り回したり、少女たちの心を救ったり、世界を滅ぼそうとした組織を壊滅させたり、親友を困らせて泣かせてしまったりなど、良くも悪くも影響力が強い男。

 因果応報と言わんばかりに何度も世界に殺されかけるが、旅の過程で得た仲間によって延命されてしまうため、死ぬに死ねないままシミの如くこの世にへばりついている。

 身内の誰かが危険な目に遭いそうになると、考えるよりも先に体が動く厄介体質。

 というより身内じゃなくとも目の前であれば無謀に飛び込むので、ただの気狂い判定を受けることもままある。


 好き勝手に生きてはいるものの、罪悪感が無いわけではないため、その贖罪を理由に度を超えた自己犠牲を働きがち。

 その度にシャレにならないレベルの重傷を負うため、関係者も叱るに叱れない悪循環が生まれている。普通にブン殴られてもいいと思う。

 当面の目標は自分から分離した少女の補助と修学旅行。呑気。


 精神世界でのシミュレートの通り、別の世界線ではTSした状態でレッカに攻略されたりなどもしているため、本質的にはチョロい。

 男としても女としてもチョロい。

 鬼チョロ。

 チョロすぎてチョロQになったわね。




●フウナ・ウィンド


 生理痛がムリすぎて鬼ごっこは欠席した。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] そういえばコクが二人も居たらフウナさんハーレム(妄想)が滾っちゃうわね… [一言] 音無視点だと私だけでも護らなきゃ…って人が次から次へと女の子堕として侍らせてるのに 親友の男の子の気…
[一言] おとなしちゃん健気すぎる…つら…
[一言] もはや賑やかし要員としてしか見てない、と言わんばかりのフウナの扱い…… 鬼ごっこ不参加ですしね。
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