狂花水月
第0章 生まれ堕ちた一輪の花
プロローグ
「ここは一体,,,どこなの?」
ふと目を覚ますと、鏡花は真っ白だけど、どこか神々しい空間に立っていました。
「ようやくお目覚めですね鏡花さん?」
突然後ろから聞こえた声に振り返るとそこにいたのは、とても人間とは思えないほど美しいひとが立ってこちらを見ていた。
「貴女は一体?」
私はおそらく女神ではないか、と思いながらも聞いてみた。
「私は、シルビアといいます、これからあなたが転生する世界を創造した神、所謂、創造神です。」
ほらね?予想してた通り女神様でしょ?しかも転生って何?私もしかしなくても死んでる感じ?そうやってあれこれ考えていると、突然。
「そうですね、貴女はすでに亡くなっていて、地球から外れてしまった魂を私の世界に連れてきた、という訳です。」
神様は、私の心を読んでいたみたいで普通に答えてきた。そして私は気になっていた事を聞いてみた。
「そういえば、私は、何で死んだんですか?」
死んだとなると、どのように死んだのかがとても気になる所なので、聞いてみたはいいけどつまらない死に方は、勘弁してほしいところだ。
「貴女の死因は通り魔の包丁による腹部への一突きが致命傷となり、そのまま亡くなりました。」
「通り魔,,,。」
まさか、通り魔だとは考えてはなかった。
「それではここら辺で過去の話はやめにして転生についてお話しませんか?」
「転生について?」
「はい!転生です、これからあなたに転生してもらう世界は簡単に言うとファンタジーの世界です。ゲームのようにステータスがありエルフやドワーフなどの様々な種族がいる世界です。」
私は前世でゲームが好きだったこともあり異世界に行きたいなって思ったりすることもあったが、まさかほんとに異世界に行けることができることなんて思ってもいなかった。
「もしかして!スキルとかもらえたりしますか?」
チートなスキルがもらえるかもしれないとわくわくしながら聞いてみると。
「もちろんスキルを与えますし5つだけスキルを選ばせてあげます。」
キター!スキルをもらえるだけでなく選べる特典付きなんて何て幸運なことだろうか。
「貴女のお好きなスキルをこの中から選んでください。」
するとどれだけあるのかわからないほどの量のスキルが私の目の前に出てきた。
「こんなにある中から5つだけか~。」
そんなことをいいながらも時間をかけて選んだスキルは。
[超回復]SSR
受けたダメージを時間経過で回復する。
完全回復まで約1日
[魔力吸収]SSR
消費したMPを攻撃する事によってダメージの半分を回復する。
少しだが自動回復にも影響がある。
[神眼]UR
ありとあらゆる情報を見ることができる。
[神器創造]UR
自分が考えた武器を神器として召喚する。
さらに神器は『不懐』とランダムで属性を持つ。
[?????] UNKNOWN
表示不可。
これらである。
「やっと決まったー、ふぅこれでいいでしょう。」
最後の[?????]は気になったので入れてみたけど、それ以外は完璧だと思う。
「お決まりになったようですね、あら?これは一体何でしょうか,,,?まぁいいでしょう、それではおきまりになったことですし転生といきましょうか。」
いよいよ来ました、転生がもう待ちきれないのでうずうずしてると。
「貴女に何かお願い事などはないので存分に新しい世界を楽しんでください、それでは貴女の行く末に幸多からんことを。」