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救援
“奴ら”が次々と人を殺めている。
なのに...次は自分かもしれないのに...
体が動かない...
「おい!そこをどけ!危ねぇって!」
(え?だれ?) 思わず声が出てしまった...
「お前ら市民を助けに来たんだろ!」
そのまるで兵士のような人は、
余裕の姿で機械人間を倒している。
一瞬で周りにいた機械人間が全滅した。
「あぁクッソ、何人か死傷者いるか...」
「皆さん!急いでこれに乗ってください!」
隣にいた女の人が呼びかけている。
その乗り物のようなものは、車やバイクとは違う、今まで見たことのないような、
漫画やアニメでしか見たことのない
宇宙船?
そんなことを考えていたら、
「おい!お前も怪我人運ぶの手伝え!
残念だが死んでしまった市民は置いていくしかない。供養をする時間もないからな。」
(は、はい)
•••••••••••
「よしこれで全員か!」
「皆さん!出発します!」
すると、とてつもないスピードで
機体が飛び始めた。