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弥生系2

 今回テーマにしたけど、そのうちやめようと思ってる。もっと適当にハプロの話をダラダラしたい。だが軸と成るので、まだちょっと書きたい。


 コメを作る前に何を作っていたのか?このハプロどうも謎が多い。他の所では滅んでいる。それは大したことをしてなかったのではないか?と見てる。日本が一番緩くて、中国こそがこういった遺伝子競争の激戦区になる。ハプロで見ると、朝鮮半島は大陸での負け組みの集積場所で、ここからさらに落ちると日本になると言う構造になってる。それが日本が特殊なハプロタイプが残る理由になってる。


 なら朝鮮では消えてしまった日本に残ったグループがしこたまいるはずなんだ。今朝鮮で残ったのは。それに耐えてきた強いグループになる。それが大陸で消えてしまったグループで朝鮮半島と日本だけに特化して残っている。


 ただしDほど酷くは無い。近縁グループが南方に大量に要る。おそらくその北方版がこのグループだと見てる。今までは江南発ってことで生業について稲で片付いてきた。


 だが徐々にこのハプロ土着の人間じゃないの?って見方が優勢になってくる。そうなると、どうやって稲と出会うまで生き延びてきたのか?って話しになる。とっくに中国じゃ消えてしまったのに?と。元々は南方にいたのは間違いない。だがだから稲を持ってきたってのは、どうもピントがずれてる。元々この説の土台になったのは、戦国時代の7国の滅亡に端を発してる。どうして戦争が理由ならもっと早く渡来は頻繁に無かったのか?直接船で飛んでくるような異常事態じゃなかったから。戦争忌避で半島に流れて言った人達はいるけど、日本に大量に直接来るなんて異常事態になったのはあの時期しかない。それがもう遺跡から大体分かってる。


 山東省からの近距離ルートで行く程度の後は小規模なものしかない。


 最低陸稲は知ってても、水田での稲を知らなかった時期が土着の民ならあると見てる。遺跡も山東省に耕作が広がった時期に一致している。どうやってこんなへっぽこそうなハプロがその間生き残ってきたのか?こうやって言うと朝鮮民族の差別のようだが日本人の祖先でもあるので。山東省から水田耕作が取り入れる前は日本と両方で生き抜いたいたんじゃ無いか?と見てる。


 これを言うと右翼的だと思われる。だが彼らの強みって水田耕作しか見えない。


 結局九州、半島南部同一文化圏に見える。言葉の問題がある。ただこれ良く分かってない。元々稲を耕作する民族って決めつけがあってそのせいで言語を江南地方の物と決め付けていたから。日本人はおそらく言語を変えてない。これは沖縄とかアイヌから分かってる。全く違うがルーツ的なものがあるらしい。影響を受けてるのでそれで元のアイヌとかと違ってしまったとか言われてる。


 私が単純な同一文化圏にしてないのは、稲作を初めてからの彼らは明らかに縄文とは異質のものがあったから。その差を彼ら自身の創意工夫と山東省の近さにあると見てる。おそらくO2とO1で違う系統なら混血してる。日本への渡来に較べて、圧倒的に多くの遺跡が見つかってるからだ。これはおそらく交流と言うレベルじゃないと見てる。そもそも考えれば分かるが、どうして江南の農業が山東省まで来たか?農業は基本拡散する性質がある。その時先住民をどうするか?が違うだけだ。日本での開墾の歴史とインデアンを見れば分かる。日本の場合これに中央の管理の下で稲作をしなかった縄文人が関わる。


 稲作をするか?しないかの問題じゃない。天皇家はとにかく税を取っていくので管理下に入ればほぼ間違いなく負担が増える。確かに天皇家は配下の人達を守った部分があると思う。だが関わりたくないからと距離をとったら攻撃する敵は誰か?で間違いなく天皇だろう。これヤクザの理屈と同じになる。当時の政治が本当に酷いが、世界中王権は基本一部収益を巻き上げる事しか考えてない。略奪を長くやるか?全部取るか?の違いでしか無い。


 まあ混血と言うのはその中で比較的温和な解決法だと思う。私はこの差が南半島文化と北九州文化の均一性が壊れた原因だと見てる。縄文から半島に技術が流れたという話があるが、これは苦しいと見てる。元のルーツとなる山東省との距離だと見てる。独自に発展させたのでは?それは分からないあるかもしれない。


 この辺りはあいまいにしておきたい。かなり早くから北九州で稲作が行われいてたのは確かなので。当時の様々な流れがリアルタイムに追えるわけじゃないので決定的な事は分からない。おそらく私はそれは苦しいとは見てる。その根拠が距離。そうい工夫の差だったのか?ならそれも分からない。


 同等の技術レベルがあった文化圏になっていたはさすがに苦しい。だが問題は、明らかな日本生まれの人があっちにいっていた可能性。これはもう文献が残ってて分かってる。その規模になる。


 差が出来てしまったが、その前は日本と半島って枠じゃなくて、文化圏を作る下手したら日本の方が重要な海を挟んだ下地があったのではないか?と見てる。


 このハプロそれほど謎なんだ。通常半島はそれが日本だけに来て半島からは消えてしまうと見てる。何故このハプロだけ残ったのか?半島のルーツは難しくない。大陸のメジャーなハプロとモンゴルと上にある満州になる。この複合体。その中でこのハプロだけが例外的にポツンと存在して、日本の一大勢力になってる。


 いつものように日本にだけ残って消えてしまうはずだったグループが残ったと見てる。その根拠に日本が残るため結果的だが助けた形になったのではないか?と推測してる。これを言うと多分反発を招くがある意味半島の海岸沿いが日本の領土的な扱いだったのでは?と見てる。当時そういった概念は無いと見てるから。それとも日本で大きな集団になって戻っていた。残ったのが今要る私達の先祖となる。


 話の核としては、私は戦国末期の渡来と言う大規模な移動がO1b2を稲作とともに日本に連れてきただけじゃないと見てるから。明記してないが、この考えは斎藤氏のモデルと一致してると見てる。別にで戻りモデルじゃなくて良い。日本と深くかかわりがあったと見てる。何故別れてしまったか?が稲作の技術格差だと見てる。もし格差が無くても同等のレベルでも同様になると思う。地理的にああいった関係は、別の国になりやすい。揉める原因ともなってる北アイルランドとか良く似てると思う。


 世界で北アイルランド以外そういった海を挟んだ文化圏って特殊国家ってピントすぐには思い出せない。そもそも北アイルランド文化圏じゃないし。アラスカがそうだけど結局手放してしまった。エスキモーの立場からすると同質の文化圏になてると思う。


 ちなみに確たる証拠は無い。あの時代の情報が欠損してるからかなり強引な事を話してる。


 ただこれはついでの話しになる。テーマとなるのは、O1b2は渡来と言う大移動の前に規模は分からないがすでに日本で広がって縄文人化していたと見てる。日本の歴史の中で大規模渡来というのがそれほど異質だと私は見てる。たまたま遺跡が見つかりやすいのか?その辺りは分からないけど。


 これ雑なので、考え方自体だけ書いておきたい。根本的には朝鮮半島でO1b2の当時の研究が遺伝子を軸にそれほどされてない点。朝鮮半島の歴史が根本的には北のツングース系の話しである点。これじゃ朝鮮半島のハプロはCなのか?って話しになるけど、そう単純じゃないのはモンゴルとの混血もあったのにCの割合が低すぎる。これは満州も同じで、CとOの混合民族が満州族の実体でモンゴルほどC系の割合が高くない。ハプロで語れるほどの濃い分かり易い民族じゃない。どの民族も混血なので抱えるけど、とくに満州族は酷い。たまたまヌルハチがC系なので数は多いみたいだけど、それとモンゴルとの長年の連携が無ければ怪しいと思う。


 騎馬民族=Cってイメージがあるから違和感たっぷり。そもそもモンゴルもO系がそれなりに多いからややこしいんだけど。


 朝鮮のO1b2のややこしさは、日本とは違う下位グループが異常に多いからが原因になる。これが日本が特殊な要因で多くなったのか?それとも逆に朝鮮が多くなったのか?が分からない。


 その特殊な要因が日本はおそらく藤原で、朝鮮も多分王朝だと思う。それぐらい妙な互いに差がついてるから。これ注意点で下位系統だから日本で生まれたって勘違いしてる人もいるけど、予測分岐年代が古すぎる。あくまで予測なのでなんとも言えないけど。私はそうじゃなくて、朝鮮から広がったってイメージが系統図からさっぱり描けないのが根拠になってる。それもこれも元の土台となるハプロが近くに無いからになる。突然北の地に現れた南方系のハプロだから。しかも北方といえない微妙な位置なのがまたややこしい。


 根拠があって話してるわけじゃなくて、致命的だと思う矛盾が無いから書いてるのが大きい。一応薄い根拠はあって、これが斎藤氏のドーナツモデルになる。O1b2って微妙だけど、ドーナツ状に中央からずれて多くなってる。


 中央はまた別のグループが増えたせいじゃないか?とこれで見れるんだ。実際それがD系もその原因だから笑ってしまうのだが…。日本は明らかにD系のサブグループに偏りがある。その原因がおそらく天皇だと見てる。


 ハプロは直系遺伝子の割合を示すので直系遺伝子を残す何か意味があるとどうしても偏りが出来る。その意味は明らかに男子直系にこだわる天皇家や武士じゃないか?となる。動機とそれが可能であるってものになる。通常意識し無いとすぐに途切れてしまうから。しかも天皇や将軍は意図的に無駄に子孫を増やして直系を切らさないようにするシステムを作り上げるから。これが過剰に増える原因になる。


 ハプロは遺伝子という全体じゃない。これがものすごく重要なんだ。どうしてもそういった王の遺伝子が世界中残りやすくなる。ただ藤原と被らないか?となる。そこが難しい話といえば難しい話しになる。


 その点斎藤氏はO1b2って記事の中では明言してない。論文か何か?ではしてるのかもしれないけど。まだ構想段階なのかも。


 ただやたらとO2が多いのも確かなんだよな…。しかも関東は渡来の王族に土地をまるまる上げた地域でもある。そこがD系が増えているのだから、どんだけD系が偏って増えてるのか?と言う話しになる。そういえばO2系のばらつきは関西だけなんとなく覚えている。ソース出したほうがいいんだけど。わざとやらない面もある。


 参考にしたデータの違いで話が滅茶苦茶になるから。その点いい加減な話しだから。そうそう九州はすごくO2高いこれは覚えてる。この中央ってのがポイントで近畿って意味じゃない。


 渡来系の流れを考えるとまずは北九州が九州地方での中央でもあるし、最初に広がる日本の中心でもある。こここそが、このモデルの最大のキーだと思う。斎藤氏はその辺り明言しないのは上手いな。もうちょっとデータ集めてから本格的にやるんじゃないかな。根本的には、ハプロが周辺部で一昔前になるってのがキーだから。


 渡来=O1B2だと考えるといろいろともやもやしたものを含んでる部分。それもこれも、このハプロが突然ポツンと半島と日本に集中してるのが良くない。そして朝鮮の歴史が、満州的な歴史観で作られてるのがまた良くない。国民感情もあって日本との大文化圏なんて発想してくれない。実際、C系が薄い騎馬民族モデルだし…。日本と違うって思いたがるの分かる。または日本がO1b2を軸にした属国って考え方がある。互いに台頭として考えないのが良くない部分だけど。


 O1B2(満州族にもそれなりにあるけど、少数派だと思う)を土台にした民族観が朝鮮には無い。日本には両方あるが、O2だけ無い。もし斎藤氏の予想通りなら少し進路修正すべきだとは思う。ひょっとしたら私達(ハプロにある程度詳しい人達)がコレまで思ってきた弥生人は朝鮮特有のO1b2じゃなくて、大陸からの直接と半島に居たO2血統かもしれないから。


 これでひとまず終ろうと思う。

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