人種の勢力
ハプロとはちとずれるけど、なんと言うか私はハプロを絶対視して話をしたいわけじゃない。絡めたいだけ。無理やらやらないそんだけ。もっと重要なのは人類の歴史みたいなものだから。
コーカソイドとアジアの続きになるけど、コーカソイドはかなりアジアに突っ込んで過去進出してるが。これが後に中国が絶滅されたみたいになってるけど、これ中国朝鮮嫌いが出すぎだと思う。コーカソイドとモンゴロイドは中央アジアで互いにずっと争っていて相撲のように押したり引いたりしてるだけでどっちの領地とか無い。
さてここでややこしいのは、過去多くの北方民族が中国の歴史に絡んでるという点。そこにコーカソイドが絡んでるだけ。コーカソイドモンゴロイドって見方が違う。遊牧民と農耕民族って見方になって、これに人種が遊牧民の関係で絡んでいるだけだから。そもそも様々なデータで遊牧騎馬とかの文化を盗んだのはモンゴロイドだから。どうやってみても馬を絡めるとコーカサスの方が歴史が長い。家畜化は長いと思うけど、それに馬が絡んでいたのはコーカサス地方がルーツだから。ただし後のスキタイは確かにコーカサスより東よりだと思う。アジア人ではない。特にこの時代コーカソイドが東に無茶苦茶寄っていた時代だから。
どれぐらい寄っていたか?と言うとモンゴル高原にコーカソイドが進出していた流れがある。のとバイカル湖があっちの領地だったといわれてる。
ブリヤート人はモンゴルの中核だと言ったけど、それはずっと住んでいたわけじゃない。母系から言えば故郷に戻った感じがある。それはかなり意識してるかもしれない。民族の歴史でそういうのが残るから。ただバイカル湖の遺跡が氷河期後から人間が消えてしまったとの話がある。バイカル湖は一人歩きしてる。実際この空白の時期の調査を私は見つけられない。いくらでも寒い地域には溢れてるので、特にバイカル湖に拘る必要は無い。
しかし人類はもっと寒い時期を経験してきたのに、何故近年だけ寒冷適応したのか?は怪しいものがあるんだ。だから敢えてそれに乗るなら、閉じ込められる場所が必要なんだ。それがバイカル湖になる。だが寒くなって放棄したらしくて、その後誰かが住んだのか?が分からない。分かってるのは、今のブリヤート人は後から入植したって事。そしてそこからジンギスカンの先祖が生まれたって伝説があるから。モンゴル人に聖地扱いされてるだけで、モンゴル人すべての原郷って話じゃない。って私も騙されたんだけどね…。
人類は移動する事で寒冷の被害を免れていて、それに失敗したら死んでる。骨から一番きつかった氷河期の後の寒冷期に生まれたのが分かってる。余程特殊条件が絡んだか?実は別の理由じゃないのか?って話しになる。その特殊条件としてバイカル湖はとても都合が良いのと、新モンゴロイド的性質がかなり強いのがやっぱりブリヤート人だって点。ただ当時住んでなかったとなるとちょっとな…。
空白の期間の調査がどうも見つからないのでなんとも言えない。日本のC2系がこっちきてしばらくたってから空白の期間になる。C2系ブリヤート母系集団はその後定住したのか?が良く分からない。バイカル湖起源説ってものすごく怪しいんだ。もちろんC2系の母系集団がそのハプロもってるからそうなんだけど。そこからずっと定住してるか?ならそれが確定的じゃない。
マリタ遺跡に関してはある時期から完全に放棄されてる。Q集団がアメリカに向かった時期に重なる。マリタ遺跡=バイカル湖のすべてじゃない。だから私が知らない調査がされてる可能性も高い。
N、R,C、O、Q。過去特別だったのはQが深く絡んでいた事。それはアメリカ移動後も変わらない。今もキチンと中国遊牧民に残ってるし、シベリアにもいる。だが過去ぽんぽん出てきたハプロって勢いは無い。それはNも似た部分がある。過去QがとNが居た場所にCとRが選挙してしまった感じがあり。特殊なのはOが遊牧民としては目立つグループじゃなくなって、ツングースに混じるだけになってる所。モンゴルに限ればNよりOの方が多いけど…。
OとNは存在感だけはあるけど、Qはそれすらない。しかもしっかりまだ残ってるから困り者だ。Qがいた痕跡はきちんとある。ただ問題はのQが中東系なのか?シベリア系なのか?がものすごい重要。中東系ならRと同類で見るべきだからだ。西からのRの東進でやってきたQだから。逆にシベリア系なら東から西へ行く集団になる。
Qの扱いの難しさはここにあるが、これを調べるにはかなり突っ込んだサブグループのデータが要る。そこまで魅せてるデータあんまり無い。Nはさすがにそれはない。NもQと良く似てるけど。Nは北部と東部で生活が違う。トナカイと羊ぐらい違う。Nと言えば遼河文明。でも遊牧民だったか?は知らない。ただ中華に大きな影響を与えたと聞いてる。龍があるから。でも中国でNはあまり多くない。むしろ、この後Nはトルコが目立つまではあまり重要なキーにならないし、そのトルコもCが主要モンゴロイドになる。
古代中国で頻繁に遺跡から出てくる、QとNは現代中国で一定数いるが主流じゃないって点も似てる。(モンゴルでもNは一定数いるがQは見当たらない)
匈奴=フン族は私はグレーにしてるけど。匈奴の支配地域にQをもった遺骨が高い割合で出るというのが昔は重要なハプロだったんだろうなと思わせるところ。
結論としては、白人の住む土地を中国人が奪ったは正解じゃない。モンゴロイドとコーカソイドはずっと遊牧民ってグループで勢力範囲の奪い合いと混血を繰り返してる。そこにたまたま遊牧民の影響がとても大きい中国人が絡んだだけ。どっちが先とか幼稚な話しなら間違いなくモンゴロイドの土地。たまたま先史時代に遊牧系コーカソイドが東に押し寄せてきて中国にも影響を与えていたって話し。なおかつ、この後モンゴル帝国が押し返してC2の範囲を広げてる。トルコはすぐ混合するのでこの民族はどうもかなり早い時期から混血民族の色が強い。西からモンゴル高原まで、コーカソイド、トルコ、モンゴルって多分こういう配置だったんだと見てる。あくまで大雑把にモンゴル高原はトルコとモンゴルが入り乱れる状況だっと聞いてるから。
後遊牧民族でスキタイとコーカサス民族は違うと思う。だからってモンゴロイドじゃない。コーカサスは鉄と馬と戦車になる。確か車輪がものすごく重要なワードだったと聞くから。代表はヒッタイト。でも印欧語族の広がりも大きいと思う。スキタイはちと違う。騎馬戦術、戦略。ここまで突っ込んだものになる。だからスキタイを通じてトルコ、匈奴、モンゴルが繋がってくる。遊牧民ってグループから騎馬民族になったのは間違いなくスキタイがスタートだと見てる。この集団は最終的にトルコとなってコーカソイド、モンゴロイドが合体したと見てる。
これ重要なのは、周の頃の中国って戦車だから。時代が違うなと感じる。匈奴は随分後の戦国末期なのでスキタイの頃になるから。匈奴がモンゴル高原の覇者だったんだろうなと分かる。中央アジアがスキタイで。
こうも見事にQが消えたのは、遊牧民らしいのかも。支配層は少数だと聞くから。その辺りが周やいんは周が率いていただろうO2を安易に王族と同じ一族と見たら駄目ってなる。これ考えてみると、トルコとモンゴルの関係すごく似てる。内部では分かってるけど、敵から見たらこれモンゴルとしか残らない。だからそういったものが歴史になったらトルコの存在がかき消される。後でチームルが出るからやたらと目だったけど。
歴史の中で周は何度も地域を変えている。これも関係してるかも?と思ってる。Qってのは推測だけど。何故か当時Qが多かったのは確かで、匈奴の時代までそれは続く。ただいんが東夷だって説もある。Qってのは北狄だって予想からなので随分違う。遼河文明からきたのじゃないか?って話し。このあたりは分からない。
これはスキタイとギリシャの関係に似てて、自分達も同じ出自なのに野蛮人扱いかと。あれになる。後から中央に居ついたら皆周りを出自無視して野蛮人扱いになる。そもそも中国が厄介なのが、スタートとなる文明が無い点。だから複雑になってる。ギリシャはJ2系で花開いた文明が合ったから。ローマに対するエルトリアとは違う。エルトリアは進んで協力した感じ。逆にエルトリアに取り込まれた。ギリシャ明確に原住民の宗教の上にゼウスを置いたから。
中国は侵略した中心地がない。数多くの回りの民族で中原の覇者になる競争をした感じ。特殊だ。仮に目立った文明が無いって過程だけど。夏さえ見つかって無いから良いだろう。
遊牧民としてのQだけど、ウイグルのQは西方系統だと分かる。Q1bって系統が独立して西アジアに集中してる。確かにウイグルだけど、これは西からの東進だと思って良い。匈奴は西と東のQが両方が混じっていた可能性がある。Q1a1a1これが東アジアに偏ってる。近い系統のQ1a1bこれがユーラシア全体にある。広がったと見るべきだろう。
Q1a2b後はこれが欧州に偏ってる。これはどうだろうなQは2つある。北欧に繋がるステップからついてきたグループ、北欧はIが軸だけど、いかにもな白人らしさはR系が担ってる。そこにQがついてきてる。元々RとQは西と東に分かれた同系統だから。これとフン族の西進が2つあって分けるのが良く分からない。
Q1a2a、アメリカに向かったこのグループがアジアと欧州の間にいるグループでこれもアジアグループになる。
やめようキリが無い…。
中東にいついたグループとステップから欧州に行ってしまったグループがあって区別しにくい。これにフン族の西進が絡んでる。ただ古代中国は明らかにモンゴロイド起源のQとコーカソイド起源のQの両方がいたのが分かる。西戎と北狄、両方にQがいると予想できる。私古代王朝がQだって疑ってるんだけどね。CでもQでもOでもNでも良い。Rだけはさすがに無いと思う。
Rが考えれないってのは一切無い。どうしても小数になるからね。現代モンゴルにRがわずかあるんだけど、それがもうモンゴルまできてたのかっていうぐらい勢力が入れ替わってるから。ただRはあんまり古代遺骨のハプロとして出てこないから。その役は中央アジア系のQと母系コーカソイドで十分可能だから。
モンゴルが出来るまではずっとRが入る可能性が強い。突厥は駄目、これは典型的なRとの混血民族だから。モンゴルもその後同じ道をたどるんだけど、多分混血の歴史の長さが違う。もんごるはどっちかと言えばモンゴル人がコーカソイドの住む場所にいって無理矢理混血した感じがある。トルコは西に行くと大体もとのモンゴロイド消える。
このあたりはモンゴルとトルコは部族に対する感覚の違いがあるのかもしれない。だからモンゴルとトルコじゃ混血の歴史の長さで全然違うなと。つねに間にトルコがいたのでややこしくなってる。
多分ね、母系にコーカソイドが入ることって中国では良くある事なんだと思う。そこがキーだと思ってる。そもそも遊牧民は強烈な男系社会だからな。多くの西洋人としての形質を見せた古代の中国の肯定は大半ベタなO2系。これが私はキーだと思ってる。多分その伝説本当だと思う。でも民族としてはO2の範囲から絶対に超えないかたくなさがある。
ここが現代人と感覚が違うんだと思う。呂布とかも良くコーカソイドといわれるけど、O2系の母系コーカソイドなんじゃないか?と見てる。中国はRが消えたんじゃなくて、元々父系はあんまり来て無いんだと見てる。安直に母系のコーカソイドを見つけて中国は太古コーカソイドの国だったってのは単純すぎると思う。
本当に父系のハプロをみずに想像で今の常識から考える論ってろくなものにならない。根本的に私人種って考え好きじゃないから。柔軟性があるから使えるけど、こんないい加減なものに執拗に拘るって馬鹿だと思ってるから。
あくまでイメージしやすくするための道具であって、根本的にハプロって形質を調べるものじゃない。時間の中での民族の流れを追うものだから。




