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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
97/171

絶つ。

叫んだ絶望は

耳にうるさく

闇に惑うことになる


吐いた記憶は

負の積み重ね

いくつまであったかな


命を絶つ

そんな気力もない


何かを壊す

罪悪感と虚無感が

心を埋める


叫んだ希望は

硬く重いもので

地に落ちた


吐いた未来は

終わりの見えない

真っ暗な迷路


どこまで行けばいい

どこまで生きればいい

生き辛い世の中だ


抱いた絶望は

誰にも理解されず


貼り付けた記憶は

永遠に貼ったまま


壊れたように唄う

絶望の淵の唄


彼には到底理解できない

僕だけが知っている

絶望の唄

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