表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
96/171

好、嫌。

人を好きにはなれない

それが僕から言う

「人」だからだ


僕がどうしようもなく嫌いなものは

僕が「人間」と定義するものだ


僕が嫌いなのが人間

僕が好きなのは本


嘘をつかない文字だけの

ストーリィとその本体


中身も見た目も

簡単な癖にぐちゃぐちゃしている

そんな人間よりも簡単で


だけど難しい


そこが好きだ


指一本で動かすのは難しい

理屈や屁理屈をこねられて

結局命令は通らない

そんなことが多いのに


本は指一本で

次の頁に進める


面白いよね


だから本が好きだ

だから人間が嫌いだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ