表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
82/171

他人定規。

『君の物差しは1cmまでだが、君以外の人にとっての物差しは1mmまで測れるんだよ』

今日僕が言った、名言的な台詞です。

『自分の物差しは1cmでも

他人の物差しでは1mmなんだ』


大雑把な奴に言ってしまった

とある言葉


比喩を知らない奴に

通じるかと心配した


国語ができない奴に

分かってもらえるかと心配した


結果は

駄目だった


むしろ責められた


『お前は屁理屈過ぎるんだ』

『もっと簡単に考えろ』

『他人をとやかく言うな』


何も言わない

何も言えない

何も言おうとしない


言うだけ無駄

言うだけ無駄


じっと我慢して

口の中で言葉を転がす


お前の感覚で喋るな

至極不愉快だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ