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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
72/171

騙る。

騙っている

本当は騙っても

いないんだけど


正確には


騙している

ある意味では

騙っている


よくあることだ

人間としての隠し事

人間としての秘密事

よくあることだ


僕は思う


騙りがなくなれば

世界はどうなるだろう


もう一人の僕が答える


騙りがなくなれば

人間は殺し合うよ


本音と建前が

消え去ることだよ


人間は悪口の本音に

とことん弱いから

目も当てられないことに

きっとなってしまうよ


騙りは

邪魔だけど

必要なものなのか


実に不合理的だ

面倒臭いやり方だ


いや


それが人間か

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