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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
68/171

底の底。

人生の底を見て来たよ

最高に最悪な最底辺で

底の底を見て来たよ


どうだったんだ

酷かったよ


君はどうしたくなったんだ

生きたくなくなったよ


どうしてだ

この世の酷い物を見たからだよ


じゃあ

何で生きたくないと

思っているんだ


酷い物を見たから辛くなった

アイツがああなら俺もああなる

失敗者の周りには失敗者の集まり


そう思ってるんじゃないのか


最底辺を見て来た

だから何だ


絶望しただと

笑わせやがる


他人を見て

自分もそうだと思うのは

人間の悪い所だ


おいお前

アイツがそうだったから

お前もそうなるなんて

一切確証はないからな


自分の人生の底は

アイツの人生の底とは違うんだよ

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