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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
57/171

理想。

理想を高くする人は

無意識に自分のことを

高く評価している


無意識的に

だから強く言い切れない

『僕が悪いんだ』


理想が高い人は

何か辛いことがあると

理想と現実を重ねる


その違いに驚いて

世界が憎くなる


生きているのが

辛くなる


理想の僕は

格好良くて

強くて

賢くて


笑わせろ

現実を見ろ


現実のお前は

気持ち悪くて

弱くて

馬鹿で


無意識とは言え

理想を高く持つことは

やめておいた方がいい


何もない時は

理想の俺様


何かある時は

現実の弱虫様


酷く

醜い


その差が

無意識に作っている

現実との壁なんだ

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