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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
45/171

サドンデス。

生きるために

人に好かれようとした


蹴落とされないために

他人を蹴落とした


人生は

何があってもおかしくない

突然ここで死んだとしても

何もおかしくない


僕にとっての死は


自らの死後

誰も僕を思い出さないことだ


存在意義の確定


自らが存在していたという

事実が欲しいだけだ


他人に蹴落とされ

見下されるのも死だ


自分は何故に

存在するのか


他人に蹴落とされて

ただの足場でしかないじゃないか


僕の存在意義は

他人への足場なのか


この考え自体の否定は

僕自身の根本からの否定だ


今この世界で

仮に皆が

僕の存在を忘れていたら


既に僕は死んでいる

これもある意味での

突然の死(サドンデス)

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