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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
42/171

名無し様。

僕は君に

名前も知られていない


僕も君の

名前を知らない


言わば赤の他人なんだ


それなのに

どうして君は僕に近づくんだ


周りから少なからず

距離を置かれている自分に

どうして近づいてくるんだ


笑って

話しかけてくる


僕は

君が何を考えているのか分からない


だけど

少なくとも怖いとは感じている


君は何を思っているのか

君が何を目的にしているのか


君が


いつ僕を捨てるのか


怖いと感じている


名も知らない名無し様

だからそうやって

僕に近づかないでくれ


出来ることなら名無し様

考えていることを教えてくれよ

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