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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
36/171

絶望。

最近読書しまくってるせいか書き方変わってきているような気がする……。


絶望という感情と言えど、それは人間が蹴落とされて生まれたモノ。

好きなことでは勝てない

誇れることは一つしかない

やる気なんて微塵もない


古い言葉が好きだった

文学が好きだった

小説が好きだった


国語系は大の得意だった


逆に言ったら

それ以外なんの武器もない

弱虫だった


皆は武器を三本も四本も持っている

中には五本持つという人も


でも僕は


一本

二本


少ないんだ

たった二本の武器で

どうやって勝てと言うのだろう


性格によって変わる武器

そんなものは日替わりの武器よりも

理不尽だと思う


知らないだろう

文化部が運動部を見る目を


知らないだろう

運動部が文化部を見る目を


知らないだろう

天才が馬鹿を見る目を


知らないだろう

馬鹿が天才を見る目を


絶望なんてそこらじゅうにある

勝ち狼はそんなものを喰わない

それ以上にいい食い物があるから


負け犬は

それしか喰う物がないんだ


絶望を喰って

希望は喰えず


溜まった絶望は

今日も腹の中に

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