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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
24/171

光、逆光。

暗い部屋にいた

灯りもつけずに

一人でうずくまっていた


何かしないといけない

何かをする必要がある


頭では分かっているけれど

身体が動きたくないと言うんだ


近くにあったシャーペンを持ってみて

画材を広げてみたけど

絵を描く気にもなれないんだ


勉強や宿題どころか

絵も描きたくなくなったんだ


何でだろう


知っているのに

つい自問自答してしまう


頭がよくて

絵が上手くて

何でもできる

光を見たから


光という友人を見たら

影という僕が駄目に見えて


光との対比に影あり

天才の対比に阿呆あり


友人が天才だとしたら

僕は阿呆なのかな


友人という光が眩しくて

彼の顔も見えないんだ


僕という影が暗すぎて

誰も近寄って来ないんだ


逆光のように

彼の対比に僕があり

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