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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
20/171

戯言。

辛ぇ……。

長期連休の終わり

口から漏れる言葉


鬱だ

辛い

嫌だ


皆同じだと言われたが

辛いものは共有できずに

結果的に一人で引きずるんだ


鬱で動きたくない

辛くて現実を見たくない

嫌で何もしたくない


発せられた言葉は

黒い感情となって落ちていく


いつしか部屋は黒くなり

自身の体を蝕んだ


空を仰げば

目に見える色は灰色の曇天


音楽を聴いても

聞こえる音は無色透明


相談しても

若いんだからと一刀両断


若くても

青二才でも


辛いものは辛いんだ

苦しいものは苦しいんだ


鬱なものは鬱なんだ

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