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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
170/171

自己否定。

防衛本能のそれは

逃げろ逃げろと囁いて

無意識に甘い森の中

現実逃避と紙一重

ここは暗くて甘い森の中


思考の森は深く深く

自己否定を刻んだ旗掲げ

これが俺の戦いだと

信じていたのに


森は暗いのに

甘く明るい色をして

戦う俺を嘲笑い

逃げ道に通そうとしてくる


木々は左右に避けていき

無意識の震えは雨と共に


最初から俺は戦ってないんだ

俺は自分を否定して

傷つかないように

最初から俺は逃げていたんだ


自己否定の森で右往左往

感情の渦に四苦八苦

逃げ道を計算していたんだろ

無意識でも罪だ


そうだろう

弱い俺

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