表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
167/171

摩天楼。

くるりくるり

右へ左へくるりくるり

跳んでくるり

しゃがんでくるり


柵の向こうに立って

一人二人くるり


黒の髪をなびかせて

無邪気に笑う君と僕

来ない明日を持て余し


摩天楼から少しだけ

あっちの世界に近い場所


夜の星の下

摩天楼の上


君と僕でくるりくるり

今夜限りの舞踏会


明日を迎える前に

ステップを踏み鳴らし

甲高く歌おう


一人でくるりと独楽のよう

二人でくるりと傘のよう


ハイライトが埋め尽くして

重力は逆さまに

月に立った君と僕

地球に逆立ちを頭から

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ