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依存。
誰かに頼り生きていく
寄生的人生は破滅の元
他人の力と自分の力
半々同士が丁度いい
背中を押す手
我が手を引く手
代わりの足になってもらう
押してもらって
引いてもらって
歩いてもらって
それ以上は頼らない
一定以上は頼らない
頼りすぎの猛毒は
自分の力を失って
やがて自然に消えていく
人に頼って依存する
段々それが癖になり
それ以外ができなくなり
やがて自然に死んでいく
頼り頼られ生きていく
人間の生活は
良くもあって
悪くもある
頼りすぎの猛毒は
日々日常的に
飲んでいる