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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
155/171

無学。

ここでいう『無学』は、理解する気のない人のことを指します。

最初から彼らは

何かを学ぼうとしてはいないのだ

他人を見ていない彼らの

網膜に映っているのは


きっとありもしない現実と

非日常の自分の立ち位置

都合のいい解釈と

楽な生き方だろうか


現状を見て欲しいのだ

元から見ている観ていると

言われても分からない

ならば考えろと


結局彼らは『読もうと』しない

彼らは世界という小説を

読み解く気がないのだ


現実は現実と見ることができず

非現実を幻想と知らずに

日々をのうのうと生きていく


無学ならば幸せな人生を

有学(うがく)ならば不幸な人生を

目をつむっていたいか

目を開いていたいかの違いだ

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