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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
154/171

Re:放浪。

とある企画で出した詩なので、『Re』とつけました。深い意味はなく、区別するためだけのものです。

あてもなく繁華街

どこに行こうとも思わずに

ただ暇を潰そうとふらふらと


紺の傘は都会の色に紛れる

車の放つ水のカーテンが

悪意もなく歩道を濡らしていく


加速して生き急ぎ

そのまま周りが見えなくなる

ここはそんな場所


車も人もあまり変わらない

鉄か肉かの区別もない

ただ煩わしいだけの存在


そこから出ようともがいても

行くあてがなければ何もできず

毎日を怠惰に暮らしていく


来る日も町を歩く

都市の雑踏は変わらない


嫌な喧騒も

無意味な怒声も

全てが毎日同じで

変わり映えのしない日々

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