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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
151/171

次。

だらだらと続くくらいなら

次なんて要らない

余生をだらだらと過ごすなら

死んだほうがマシかもしれない


零した言葉は

新しい波紋を生んで


違う場所の違う杭を

ゆっくりと小さく


水が揺蕩(たゆた)い乱反射する

光の一直線を捻じ曲げて

主義主張の乱反射は

誰か彼かに影響し


何も続かない


そこで終わる「次」

そもそも最初が

そこにあったのかすら怪しい


零しただけの言葉は

零すだけの言葉は


次なんて要らない

次なんて考えてない


なんて言いながら

次の言葉を探している

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