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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第二部(連載開始)
142/171

抽象。

抽象的なもやが

いつも心にある


抽象的なもやが

いつもわだかまっている


物心ついた時というより

それはもっと前から

心臓の辺りにもやがあった

そんな気がする


今では黒いもやは

体の一部と化してきている

心臓を中心に周りが

黒くなっている気がする


気がするだけの抽象

具体性を求めるが

それを知ったら僕は

多分生きたくなくなる


そんな抽象的な

感じがするんだ


抽象的な全体像の姿

それが見えても

具体的なミクロの姿は

見えないんだ


見てはいけない

そんな気がするんだ

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