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重圧。
一回目は高くあった
二回目は今だ
高くなるか
低くなるか
それはまだ
分からない
一回目のハードルが高くて
偶然それを跳べたとしたら
二回目の結果は目に見えて
残酷な結果が目に見えて
重圧は一息に
強くなる
プレッシャーに弱い馬鹿は
結果を出すあいつには
決して追いつけないと
自覚している
追いつけないなら
蹴落とそうと
上へ上へ
屍を登ろうとする
その屍の腐敗臭は
僕を上に登らせぬよう
漂っている
ああこれだ
屍の山は腐敗臭
二回目のハードルはプレッシャー
重圧に潰された骸が
辺りにあるのが見えた