表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
13/171

カッターナイフ。

作者が切り絵をしているときに考えました。自殺志願もなく書いた詩。いざやろうとしたら怖いんだろうなぁ……。

あ、チタンコートのカッターは本当によく切れるのでオススメですよ。

切り絵に使うカッターナイフ

切り絵に使うデザインナイフ


紙を切っては刃を折って

折った刃は紙に包んでゴミ箱に


指を切っては血を流し

流した血で絵を赤く染め


愛用するのは

チタンコートのカッターナイフ


丈夫で長持ち

よく切れる上に

刃こぼれしにくい


それ故に


いつでも死ねる

用意もできている


いつも指を切ってしまうように

手首を切って

首を切って


流れる血は

紙を濡らして

血だまりに


鈍色の刃が

くれないに染まる


金属の刃は

チタンコートの刃は


鉄の味だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ