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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
128/171

模索。

書物を漁る日々こそは

模索に模索を重ねたもの

過程と答えのみを探して

毎日書の前にいる


電脳世界の方が早い

知識はあれど

思考力は落ちる

考えないのは怖いこと

僕はそれが怖かった


考えろ

脳内反芻(はんすう)する言葉


求めろ

今までそれを頼りにしていた


知れ

全てをと

望んだ日々は

模索する日々


見えない何かを

探す日々


月日は流れる

流れていく脳細胞

ニューロンの伝達と

細胞分裂が競い合う


脳内戦争

そんな日々


書をひっくり返し

全てを知ろうとする日々


生まれてから死ぬまでが

見えない何かを模索する日々

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