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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
125/171

ノイズ。

ノイズが走る

不協和音を感じる


君の声が不協和音

四角の電波箱が不協和音

気持ち悪くて

心底不快


終わらないノートの不協和音

終わらない不安要素は

潰しても潰しても

泡のように浮かんでくる

終わらない不協和音


調律道具とドライバーを持って

分解しようとしてみる

形なき音を分解

中にあるのはCPUか

それとも空洞か


君は考えない

人工知能のスペースは

きっとないんだろう


ピアノのハンマーは擦り切れて

パソコンの冷却ファンはボロボロ

CPUの金は溶け消えて

ノイズの音を奏で続ける

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