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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
119/171

事故意識。

亡くなった感情を連れて

人間群衆をかき分けかき分け


縫い針のように細い腕

猫のようにしなやかな足

野ざらしにしておくにはもったいない



葉が揺れる

火が揺らめく

不条理を無視して

平気な顔で生きている自然

崩壊を願うのは僕だけか



まるで地獄

見るも無残なこの世界


無理心中と

滅亡がそこまで来ている


もっともっとと僕は急かす



やっと終わる

夕方のような空の色

夜の闇が世界を包む



楽になってしまえよ

理由なんてものはないさ

ルールなんて最初からなかったんだ

零落した正義を見てみろよ

ロジカルなんか通じないんだ



そんな意中だった

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