表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
115/171

死地。

死地を求めるべきか

死地から脱するべきか


今君が立つのは

生きている方に右足を

死んでいる方に左足を

乗せている状態だと思う


死にたいなんて

思ったことがない人も


生きたいなんて

考えたこともない人も


例外なくそうじゃないかな


一秒先では死んでいるかも

二秒先に事故に遭うかも

三秒先に火事が起きるかも

四秒先に本棚が倒れてくるかも


一寸先は闇ではない

一秒先は不明瞭だ


だからこそ

生きている方に右足を

死んでいる方に左足を

乗せているんだ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ