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エッセイ集/『鬱』系集  作者: 東雲 流水
第一部(一回目の完結)
112/171

無。

ないことが怖い

特に怖いのは


子供にある無邪気

意識せずしてしまう無意識

嫌いな奴にする無反応


どうしようもなく怖い

無邪気さは命を殺し

無意識は他人と離れ

無反応は嫌いを無言で言う

どうしようもなく怖い


無感情もある

無条件もある

それらよりも怖い


無邪気と

無意識と

無反応と


駆けずり回る虫より怖い

突然来る災害よりも怖い

文章で表された狂気よりも怖い

平和を願い裏で争う人間より怖い


ダントツで僕は

その三つの無が

嫌いで怖くて

しかたがない

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